大大江戸時代、辻斬りが深夜の市中を我が物顔でのし歩く。
(主語は辻斬りで省略 − 辻斬りは)出会った女は犯して斬る。
(主語は辻斬りで省略 − 辻斬りは)男は問答無用で斬る。
(主語は何故か童女)童女は性的虐待の末に掘りに投げ捨てられた。
(獣って辻斬り?)その獣(けだもの)が跋扈する中、(そのってどこにかかるの? いきなり別人登場?)その人物は涼し気な顔で歩む。
(主語はその人物で省略 − その人物は)左手に壺を提げて歩きながら口に含む。
(主語はその人物で省略 − その人物は)溢れた白い筋を手の甲で拭い、空に浮かぶ満月に笑みを向ける。
(主語はその人物で省略 − その人物は)やや顔を傾ける。
(主語はその人物で省略 − その人物は)二ッと笑うと黒目が赤く濁り始めた。
以下同

これで合ってると思うけど、その人物って誰よ