高校時代寮生活をしていた。その頃から小説を書いていた。何百ページという長編も書いていた。
同じ寮生活をしていて同じクラスで同じ部活のやつが、「俺もそのくらい書ける。構想もある」と言っていたから
「じゃあ書いたらいいじゃないか」と言ったら「書いてる暇はない」と言った。
「同じ寮で同じタイムスケジュールの生活をしていて、同じクラスで同じ勉強をしていて、同じ部活で同じ練習をしていて、どうして俺みたいに書く暇がないんだ?」
と言ったら「うるせえよ」と言ってそれ以上は無視されたな。その後、彼が小説を書いたということはなかった。もちろんプロデビューとかもしていない。