ある賞に応募したんだけど落ちた。
どこが悪かったのか批評してくれると嬉しい。
レスできないかもだけど、よろしくお願いいたします
探検
私の短編作品を批評してほしい
1名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:38:48.442名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:39:43.44 絵本の賞に応募した作品↓
3名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:39:59.13 【空に星をかける】
ある森に一匹のタヌキが住んでいました。
タヌキは臆病で、友達が一人もいません。
「一人ぼっちは寂しい、友達が欲しいよ」
タヌキは夜の空に向かって叫びます。
すると、真っ暗な空を切り裂いて、光の粒が川へと落ちて行きました。
「アレはなんだ」
タヌキは驚いて川の方へ駆け出します。
草木をかき分けて行くと、そこにはピカピカと輝くお星様が倒れていました。
「君、大丈夫」
お星様に駆け寄ると返事が戻ってきました。
「大丈夫だけど、ここはどこ」
タヌキはお星様の疑問に答えます。
「森の中にある川辺だよ」
お星様は驚いて何度も点滅しました。
「空から落ちてしまったのか」
「どうすれば良いんだ」
お星様が弱々しく光ります。
その姿を見ていたタヌキは震えた声でお星様に声を掛けました。
「僕が空へ返すよ」
その言葉にお星様は顔を上げます。
「あの空へ返してくれるの」
タヌキは頷きます。
「君は帰る方法を知っているの」
「知らない」
「それでも、森の動物たちに協力してもらえれば、空に行くことだって出来るはず」
お星様は空を少し見上げてから、タヌキに向き直ります。
「タヌキさん、お願いします」
早速、二人は森の中で最も古い大樹へと向かいました。
ある森に一匹のタヌキが住んでいました。
タヌキは臆病で、友達が一人もいません。
「一人ぼっちは寂しい、友達が欲しいよ」
タヌキは夜の空に向かって叫びます。
すると、真っ暗な空を切り裂いて、光の粒が川へと落ちて行きました。
「アレはなんだ」
タヌキは驚いて川の方へ駆け出します。
草木をかき分けて行くと、そこにはピカピカと輝くお星様が倒れていました。
「君、大丈夫」
お星様に駆け寄ると返事が戻ってきました。
「大丈夫だけど、ここはどこ」
タヌキはお星様の疑問に答えます。
「森の中にある川辺だよ」
お星様は驚いて何度も点滅しました。
「空から落ちてしまったのか」
「どうすれば良いんだ」
お星様が弱々しく光ります。
その姿を見ていたタヌキは震えた声でお星様に声を掛けました。
「僕が空へ返すよ」
その言葉にお星様は顔を上げます。
「あの空へ返してくれるの」
タヌキは頷きます。
「君は帰る方法を知っているの」
「知らない」
「それでも、森の動物たちに協力してもらえれば、空に行くことだって出来るはず」
お星様は空を少し見上げてから、タヌキに向き直ります。
「タヌキさん、お願いします」
早速、二人は森の中で最も古い大樹へと向かいました。
4名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:40:40.06 「ここに森で一番の物知りがいるんだ」
二人は大樹に建てられた家の扉をノックします。
すると、中から老人の声が聞こえてきました。
「君たちは、誰かね」
「初めまして、僕はタヌキです」
「空に行く方法を知りたくて来ました」
扉が開くと、年老いたサルが出てきました。
「彼を返すにはロケットが必要だ」
初めて聞く言葉に、二人とも顔を見合わせます。
「ロケットは星の世界に行くための乗り物だ」
「それがあれば帰れる」
お星様は嬉しそうに光りだします。
「しかし、ロケットを造るには多くの苦労が待ち受けている」
タヌキはギュッと手を握り締めながら答えます。
「それでも、彼を空に帰したい」
「どうか、その方法を教えてください」
タヌキは深く頭を下げました。
「ロケットを造るには多量の鉄が必要になる」
サルは二人に地図を手渡しました。
「北の洞窟から採って来てくれ」
「それと、空は常に動いている」
「時間を掛け過ぎれば元の場所に返れなくなる」
二人は急いで北の洞窟へ向かいました。
二人は大樹に建てられた家の扉をノックします。
すると、中から老人の声が聞こえてきました。
「君たちは、誰かね」
「初めまして、僕はタヌキです」
「空に行く方法を知りたくて来ました」
扉が開くと、年老いたサルが出てきました。
「彼を返すにはロケットが必要だ」
初めて聞く言葉に、二人とも顔を見合わせます。
「ロケットは星の世界に行くための乗り物だ」
「それがあれば帰れる」
お星様は嬉しそうに光りだします。
「しかし、ロケットを造るには多くの苦労が待ち受けている」
タヌキはギュッと手を握り締めながら答えます。
「それでも、彼を空に帰したい」
「どうか、その方法を教えてください」
タヌキは深く頭を下げました。
「ロケットを造るには多量の鉄が必要になる」
サルは二人に地図を手渡しました。
「北の洞窟から採って来てくれ」
「それと、空は常に動いている」
「時間を掛け過ぎれば元の場所に返れなくなる」
二人は急いで北の洞窟へ向かいました。
5名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:42:53.35 「ここが北の洞窟」
二人は洞窟を進みます。
「何か方法を考えないと、鉄を掘るだけで季節が変わってしまう」
話しながら歩いていると、洞窟の奥から叫び声が聞こえてきました。
「ゴホッゴホッ、誰かいるなら助けてくれ」
二人が急いで近寄ると、モグラが倒れていました。
「大丈夫ですか」
「急に体調が悪くなって、困っていたんだ」
モグラは弱々しく答えます。
タヌキがお星様に顔を向けます。
「星さん、後回しになっても良い」
「そんなの、当たり前だよ」
三人は森へと戻り、モグラを一日中看病しました。
そのおかげで、モグラはとても元気になりました。
「君たちのお陰で、体調が戻ったよ」
「看病してくれて、ありがとう」
モグラは嬉しそうに笑います。
二人は洞窟を進みます。
「何か方法を考えないと、鉄を掘るだけで季節が変わってしまう」
話しながら歩いていると、洞窟の奥から叫び声が聞こえてきました。
「ゴホッゴホッ、誰かいるなら助けてくれ」
二人が急いで近寄ると、モグラが倒れていました。
「大丈夫ですか」
「急に体調が悪くなって、困っていたんだ」
モグラは弱々しく答えます。
タヌキがお星様に顔を向けます。
「星さん、後回しになっても良い」
「そんなの、当たり前だよ」
三人は森へと戻り、モグラを一日中看病しました。
そのおかげで、モグラはとても元気になりました。
「君たちのお陰で、体調が戻ったよ」
「看病してくれて、ありがとう」
モグラは嬉しそうに笑います。
6名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:43:04.16 「そういえば、なんで君たちは洞窟にいたの」
二人は今までの出来事をモグラに話しました。
「そうだったのか、俺は穴掘りが得意だから力になれるぜ」
二人はとても喜びました。
「だけど、一つ問題がある」
「鉄は重いから力持ちが必要だ」
3人は頭を悩ませます。
その中、タヌキが手を挙げました。
「僕に考えがある」
二人は期待してタヌキの顔を見ました。
「クマさんに手伝って貰うしかないと思う」
話を聞いた二人は飛び上がります。
「そんなの無理だ」
「君は食べられたいのか」
タヌキは頷きます。
「二人は正しいよ」
「でも、彼だって普段は温厚だし、この森で一番の力持ちだ」
「時間の無い僕たちには彼の力が必要だ」
二人はタヌキの熱意に負けて首をタテに振りました。
「俺は作業で行けないけど、無事に戻って来いよ」
モグラを残して、二人はクマのいる森の外れへと向かいました。
二人は今までの出来事をモグラに話しました。
「そうだったのか、俺は穴掘りが得意だから力になれるぜ」
二人はとても喜びました。
「だけど、一つ問題がある」
「鉄は重いから力持ちが必要だ」
3人は頭を悩ませます。
その中、タヌキが手を挙げました。
「僕に考えがある」
二人は期待してタヌキの顔を見ました。
「クマさんに手伝って貰うしかないと思う」
話を聞いた二人は飛び上がります。
「そんなの無理だ」
「君は食べられたいのか」
タヌキは頷きます。
「二人は正しいよ」
「でも、彼だって普段は温厚だし、この森で一番の力持ちだ」
「時間の無い僕たちには彼の力が必要だ」
二人はタヌキの熱意に負けて首をタテに振りました。
「俺は作業で行けないけど、無事に戻って来いよ」
モグラを残して、二人はクマのいる森の外れへと向かいました。
7名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:43:46.39 「ここが目的地」
森を抜けると甘い香りの植物が一面に広がっていました。
その植物をベッドに、クマはスヤスヤ眠っています。
タヌキは恐怖心で足が震えていましたが、勇気を振り絞ってクマに声を掛けます。
「寝ているところ、すいません」
クマは目を擦って答えました。
「僕に何か用かい」
「僕たちを助けてください」
二人はクマに事情を説明します。
「それは大変だったね」
「君たちに協力するよ」
クマを含めた3人は、急いで鉄を洞窟から大樹へと運びました。
森を抜けると甘い香りの植物が一面に広がっていました。
その植物をベッドに、クマはスヤスヤ眠っています。
タヌキは恐怖心で足が震えていましたが、勇気を振り絞ってクマに声を掛けます。
「寝ているところ、すいません」
クマは目を擦って答えました。
「僕に何か用かい」
「僕たちを助けてください」
二人はクマに事情を説明します。
「それは大変だったね」
「君たちに協力するよ」
クマを含めた3人は、急いで鉄を洞窟から大樹へと運びました。
8名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:44:22.54 「二人ともよくやった」
「ロケットは森中の動物に協力して貰うから大丈夫」
「それよりも、ロケットを飛ばすにはエンジンが必要だ」
「その原料となるサトウキビを採って来て欲しい」
タヌキはクマを見ます。
「クマさん、君のご飯を分けて欲しい」
クマは笑って頷きます。
「食べきれないほどあるから良いよ」
「枯れて無くなるよりも友達のために使ってもらった方が嬉しいよ」
クマは直ぐにサトウキビを採って来てくれました。
「クマさん、ありがとう」
クマは笑顔で答えます。
そこから数日、ロケットを造るのに森中が大忙しでした。
「ロケットは森中の動物に協力して貰うから大丈夫」
「それよりも、ロケットを飛ばすにはエンジンが必要だ」
「その原料となるサトウキビを採って来て欲しい」
タヌキはクマを見ます。
「クマさん、君のご飯を分けて欲しい」
クマは笑って頷きます。
「食べきれないほどあるから良いよ」
「枯れて無くなるよりも友達のために使ってもらった方が嬉しいよ」
クマは直ぐにサトウキビを採って来てくれました。
「クマさん、ありがとう」
クマは笑顔で答えます。
そこから数日、ロケットを造るのに森中が大忙しでした。
9名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:44:57.57 「やっと完成した」
「これで君を家に帰せるよ」
タヌキは空を見ながら言います。
「なんで君はこんなにも助けてくれたんだい」
それを聞いて、タヌキは顔を曇らせました。
「僕は空に向けて友達が欲しいと願った」
「君が落ちたのは僕のせいだ」
お星様はタヌキの話に笑い転げました。
「どんなに願っても星は落ちないし、友達も出来ないよ」
「今、森中の動物たちが僕らを助けてくれるのは、君が誰かのために行動したからだ」「困っている僕を助けてくれて、本当にありがとう」
次の日、お星様はロケットに乗り込みました。
「次は、僕の所に遊びに来てよ」
みんなが見守る中、赤い光が空へと昇っていきます。
ロケットが雲に隠れても、彼らはずっと空を見上げていました。
その夜、どんな星よりもピカピカと輝く光が一つ空に加わりました。
「これで君を家に帰せるよ」
タヌキは空を見ながら言います。
「なんで君はこんなにも助けてくれたんだい」
それを聞いて、タヌキは顔を曇らせました。
「僕は空に向けて友達が欲しいと願った」
「君が落ちたのは僕のせいだ」
お星様はタヌキの話に笑い転げました。
「どんなに願っても星は落ちないし、友達も出来ないよ」
「今、森中の動物たちが僕らを助けてくれるのは、君が誰かのために行動したからだ」「困っている僕を助けてくれて、本当にありがとう」
次の日、お星様はロケットに乗り込みました。
「次は、僕の所に遊びに来てよ」
みんなが見守る中、赤い光が空へと昇っていきます。
ロケットが雲に隠れても、彼らはずっと空を見上げていました。
その夜、どんな星よりもピカピカと輝く光が一つ空に加わりました。
10名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:45:58.48 〇もう一つの作品↓
これもあるところに応募しました。
これもあるところに応募しました。
11名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:46:51.32 「今日の飯、どうしようかな」
日曜の昼間、俺は暖房のついた部屋でソファーに寝転んでいた。
今日はチラホラと雪が降っていたので朝からTVを眺めてくつろいでいる。
ふと、携帯電話のカレンダーを見て溜息が漏れる。
「そういえば、夕方に旅行から帰って来るのか」
「一人でのんびり過ごせた時間も今日で終わりだな」
妻のミユが友達と2泊3日の旅行に行って、最初は少しだけズルいと思った。
しかし、過ごしてみたら最高の3日間。
好きな時に飲みに行って文句は言われないし、自由にTVのチャンネルを変えられる。
暖房の温度は好きに変えられるし、何よりも俺の行動に誰も口を挟んでこない。
「世の独身貴族たちが羨ましい」
楽しい時間は刻々と経っていき、日朝キッズタイムは正午のニュースになっていた。
動きたくないのは山々だが、腹が減って仕方がない。
「昼飯でも作るか」
「食器棚にインスタントラーメンがあったはず」
食器棚を探すが見つからない。
「あれ、何処にもないな」
棚の奥へ隠れていないか見るために、奥へ手を突っ込む。
「パリン」
その時、甲高い音が部屋に響き渡った。
音を聞いて直ぐにやっちまったと思った。
日曜の昼間、俺は暖房のついた部屋でソファーに寝転んでいた。
今日はチラホラと雪が降っていたので朝からTVを眺めてくつろいでいる。
ふと、携帯電話のカレンダーを見て溜息が漏れる。
「そういえば、夕方に旅行から帰って来るのか」
「一人でのんびり過ごせた時間も今日で終わりだな」
妻のミユが友達と2泊3日の旅行に行って、最初は少しだけズルいと思った。
しかし、過ごしてみたら最高の3日間。
好きな時に飲みに行って文句は言われないし、自由にTVのチャンネルを変えられる。
暖房の温度は好きに変えられるし、何よりも俺の行動に誰も口を挟んでこない。
「世の独身貴族たちが羨ましい」
楽しい時間は刻々と経っていき、日朝キッズタイムは正午のニュースになっていた。
動きたくないのは山々だが、腹が減って仕方がない。
「昼飯でも作るか」
「食器棚にインスタントラーメンがあったはず」
食器棚を探すが見つからない。
「あれ、何処にもないな」
棚の奥へ隠れていないか見るために、奥へ手を突っ込む。
「パリン」
その時、甲高い音が部屋に響き渡った。
音を聞いて直ぐにやっちまったと思った。
12名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:48:08.16 「うわー、最悪だ」
「掃除が面倒くさいな」
何が割れたのか確認して直ぐに血の気が引く。
なぜなら、俺が割ったのは妻が大切にしていた皿だったからだ。
「ヤバイ、どうしよう」
「かなり不味いぞ」
とりあえず、割れた破片を全て集める。
これはもう昼ご飯どころの騒ぎでは無くなった。
結婚して20数年、ミユとの関係はあまり良いものではない。
最近は家事を手伝っては怒られるばかり、滝行をする修行僧のごとく耐え続けているが ストレスが半端じゃない。
「ミユは俺のことをどう思っているのだろうか」
俺は頭を振ってマイナス思考を追い出す。
今はこの状況を変えることだけに集中しよう。
「これ瞬間接着剤で如何にか出来ないかな」
破片同士を合わせてみるが、ひびが目立ってしまう。
これではミユに見つかって直ぐに怒られる。
「それならいっそのこと、捨ててしまえば良いのでは」
皿が見つからなければ絶対に俺を疑ってくる。
一寸でも尻尾を出せば尋問行きだ。
「ミユの尋問に耐えられる気がしないな」
「誕生日サプライズの時も質問攻めにあって、結局はバラしてしまったし」
「これも上手くいきそうにないな」
「掃除が面倒くさいな」
何が割れたのか確認して直ぐに血の気が引く。
なぜなら、俺が割ったのは妻が大切にしていた皿だったからだ。
「ヤバイ、どうしよう」
「かなり不味いぞ」
とりあえず、割れた破片を全て集める。
これはもう昼ご飯どころの騒ぎでは無くなった。
結婚して20数年、ミユとの関係はあまり良いものではない。
最近は家事を手伝っては怒られるばかり、滝行をする修行僧のごとく耐え続けているが ストレスが半端じゃない。
「ミユは俺のことをどう思っているのだろうか」
俺は頭を振ってマイナス思考を追い出す。
今はこの状況を変えることだけに集中しよう。
「これ瞬間接着剤で如何にか出来ないかな」
破片同士を合わせてみるが、ひびが目立ってしまう。
これではミユに見つかって直ぐに怒られる。
「それならいっそのこと、捨ててしまえば良いのでは」
皿が見つからなければ絶対に俺を疑ってくる。
一寸でも尻尾を出せば尋問行きだ。
「ミユの尋問に耐えられる気がしないな」
「誕生日サプライズの時も質問攻めにあって、結局はバラしてしまったし」
「これも上手くいきそうにないな」
13名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:48:17.81 何か良い方法は無いかと考えながら皿の欠片を眺めていると、皿の裏に絵が描かれていることに気が付いた。
「これって狸だよな」
「そうだ、同じ皿を買ってすり替えればバレないで済む」
自分の画期的なアイデアに思わず手を打ち鳴らした。
「俺が生き抜くにはコレしかない」
といっても、狸の絵だけでは手掛かりになり得ない。
「そもそも、この皿っていつ買ったんだ」
「ミユが気に入っている他の皿から考えるとコレだけ趣味が違う」
「もしかして、実家から持ってきた皿とかなんじゃないのか」
ご両親から貰った皿ならば大切にする理由としては十分だ。
これは大きく近づけたかもしれない。
「これって狸だよな」
「そうだ、同じ皿を買ってすり替えればバレないで済む」
自分の画期的なアイデアに思わず手を打ち鳴らした。
「俺が生き抜くにはコレしかない」
といっても、狸の絵だけでは手掛かりになり得ない。
「そもそも、この皿っていつ買ったんだ」
「ミユが気に入っている他の皿から考えるとコレだけ趣味が違う」
「もしかして、実家から持ってきた皿とかなんじゃないのか」
ご両親から貰った皿ならば大切にする理由としては十分だ。
これは大きく近づけたかもしれない。
14名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:49:26.65 「御母さんに、それとなく聞いてみるか」
お義母さんに電話を掛けると直ぐに出てくれた。
「ご無沙汰しています」
「電話なんて何かあったのかしら」
「いえ、御母さんに聞きたいことがありまして」
「ミユに陶器のお皿をプレゼントしたことってありますか」
「ん〜、無かったと思うけど」
ハズレだったかな。
もう少しだけ聞いてみるか。
「裏に狸の絵が描かれているのですが判りませんか」
昔のことを思い出しているのだろう電話の向こうから唸り声が聞こえる。
これでダメだと振り出しに戻るから、ぜひ思い出して欲しいところだ。
「そうだ、それって信楽焼の器じゃないかしら」
お義母さんに言われて俺もピンときた。
「あー、そうだと思います」
「それなら、貴方たちに貰ったお皿だと思うけど」
「確かー、新婚旅行のお土産で貰った気がするけど」
「あっ、そういう事もありましたね」
お義母さんにお礼を言って電話を切った。
お義母さんに電話を掛けると直ぐに出てくれた。
「ご無沙汰しています」
「電話なんて何かあったのかしら」
「いえ、御母さんに聞きたいことがありまして」
「ミユに陶器のお皿をプレゼントしたことってありますか」
「ん〜、無かったと思うけど」
ハズレだったかな。
もう少しだけ聞いてみるか。
「裏に狸の絵が描かれているのですが判りませんか」
昔のことを思い出しているのだろう電話の向こうから唸り声が聞こえる。
これでダメだと振り出しに戻るから、ぜひ思い出して欲しいところだ。
「そうだ、それって信楽焼の器じゃないかしら」
お義母さんに言われて俺もピンときた。
「あー、そうだと思います」
「それなら、貴方たちに貰ったお皿だと思うけど」
「確かー、新婚旅行のお土産で貰った気がするけど」
「あっ、そういう事もありましたね」
お義母さんにお礼を言って電話を切った。
15名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:49:38.04 「二人暮らしするからってお皿を何十枚も買ったんだよな」
「でも、あまりにも多すぎるから色んな人にあげたんだっけ」
自分の馬鹿さ加減に嫌気がさす。
ミユは二人の思い出を大切にしてくれていたのに、俺だけ忘れていた。
「如何しようかな」
「いや、これは素直に謝るしかないな」
ミユの帰宅をリビングで待っていると、玄関から扉を開ける音がした。
「ただいまー」
「おかえりなさい」
ミユは俺の神妙な顔つきに気付いたのか真面目な顔になった。
「どうしたの」
「実はこの皿を割ってしまったんだ」
皿の破片が入った袋を彼女に渡す。
ミユは中身を見ると俺に顔を向けた。
「本当にごめん」
「この皿、如何にか直せないかな」
ミユは俺の背中をバンッと叩いた。
「仕方ないなー」
「金継ぎをやってみたかったし、ちゃんと直したら許してあげる」
俺の目から勝手に涙が流れて来る。
いつもはミユが傍にいると胸の奥が重く冷たかったのに、なぜか今は温かく感じた。
「でも、あまりにも多すぎるから色んな人にあげたんだっけ」
自分の馬鹿さ加減に嫌気がさす。
ミユは二人の思い出を大切にしてくれていたのに、俺だけ忘れていた。
「如何しようかな」
「いや、これは素直に謝るしかないな」
ミユの帰宅をリビングで待っていると、玄関から扉を開ける音がした。
「ただいまー」
「おかえりなさい」
ミユは俺の神妙な顔つきに気付いたのか真面目な顔になった。
「どうしたの」
「実はこの皿を割ってしまったんだ」
皿の破片が入った袋を彼女に渡す。
ミユは中身を見ると俺に顔を向けた。
「本当にごめん」
「この皿、如何にか直せないかな」
ミユは俺の背中をバンッと叩いた。
「仕方ないなー」
「金継ぎをやってみたかったし、ちゃんと直したら許してあげる」
俺の目から勝手に涙が流れて来る。
いつもはミユが傍にいると胸の奥が重く冷たかったのに、なぜか今は温かく感じた。
16名無し物書き@推敲中?
2024/06/17(月) 22:53:12.00 宜しくお願い致します。
17名無し物書き@推敲中?
2024/06/18(火) 00:28:03.10 つまらん。クソスレ終了!!!!!!!!!!!!
18中島英樹@ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
2024/06/22(土) 19:46:15.53 講義①
【ショートストーリーをどうやって発想するか】
自分の場合は、バイクで春日部・野田方面をブラブラするのを、たまにやります。
バイクで野田橋を越え、流山方面に向かう途中に、古びたスナックの看板を見かけて、
それを記憶して考える訳です。「ああいう、アジのあるスナックで何か物語りは書けないか」と考えるのです。その場で結論は出ないのですが記憶野に残して行きます。
次ぎに自分の好きな音楽を聴きます。70年代・80年代ポップ・ニューミュージックなど
カクヨムの告知で、コンテストの開催を知ります。お題は日帰りファンタジー。で、詳細を見て、「みんな異世界ファンタジーだろうから、自分は現代で、日常の当たり前の中のファンタジーを書いてみようと思う。
以前の記憶野から、春日部の飲み屋の小さな路地を思い出します。
スナックとブレンドして、スナックから入る、現代の異世界を表現しようと思う。
で、出来たのが「路地裏の夢・BitterSweets」という、発想方法、その他音楽を聴いて、歌詞で刺激されて、ストーリーを思い浮かぶ事もあります。
【ショートストーリーをどうやって発想するか】
自分の場合は、バイクで春日部・野田方面をブラブラするのを、たまにやります。
バイクで野田橋を越え、流山方面に向かう途中に、古びたスナックの看板を見かけて、
それを記憶して考える訳です。「ああいう、アジのあるスナックで何か物語りは書けないか」と考えるのです。その場で結論は出ないのですが記憶野に残して行きます。
次ぎに自分の好きな音楽を聴きます。70年代・80年代ポップ・ニューミュージックなど
カクヨムの告知で、コンテストの開催を知ります。お題は日帰りファンタジー。で、詳細を見て、「みんな異世界ファンタジーだろうから、自分は現代で、日常の当たり前の中のファンタジーを書いてみようと思う。
以前の記憶野から、春日部の飲み屋の小さな路地を思い出します。
スナックとブレンドして、スナックから入る、現代の異世界を表現しようと思う。
で、出来たのが「路地裏の夢・BitterSweets」という、発想方法、その他音楽を聴いて、歌詞で刺激されて、ストーリーを思い浮かぶ事もあります。
19中島英樹@ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
2024/06/22(土) 19:46:25.57 講義②
【小説を書く動機としてのエモーションとは】
小説を書くのに、一番脳みそを刺激するのは「恋をすること」だと思います。自分は
20代から自分の性癖は特殊だな、と思うのは、「恋をするとセックスをしたくなるより
絵が描きたくなる」というモノでした。セックスの快楽よりも油絵を描いている方が
気持ちのいい変わった男です。で、で描いた油絵はデータにしてアメリカにばらまいていました。
今も「赤いハイヒール」という10万文字に取り組んでいますが、そこでもやはり、自分の記憶野から過去の女性を呼び出して、その人に向けて書いているようなモノです。
20代、自分で一杯で、立ち止まる事が出来なかった女性に「申し分けなかった、小説でハッピーエンドにするから」と言うのも、今書いている事の動機の一つです。
あとは太田裕美の楽曲で「赤いハイヒール」という曲を聴くと、ポツポツストーリーの断片が浮かぶのが倉庫で働いている時期におきまして、プロットノートに書き記して、構想4年で書いています。
そういう訳で、童貞くさいと口の悪い人には言われそうですが、恋愛にルールはないし、セックスを100回しても結局別れて、とか、そういう事もあるので、「恋愛はセックスだけでなく、如何に深くその人を思ったか」でも
あると思います。人間理解の深度と長さ・短さの様に思えます。
【小説を書く動機としてのエモーションとは】
小説を書くのに、一番脳みそを刺激するのは「恋をすること」だと思います。自分は
20代から自分の性癖は特殊だな、と思うのは、「恋をするとセックスをしたくなるより
絵が描きたくなる」というモノでした。セックスの快楽よりも油絵を描いている方が
気持ちのいい変わった男です。で、で描いた油絵はデータにしてアメリカにばらまいていました。
今も「赤いハイヒール」という10万文字に取り組んでいますが、そこでもやはり、自分の記憶野から過去の女性を呼び出して、その人に向けて書いているようなモノです。
20代、自分で一杯で、立ち止まる事が出来なかった女性に「申し分けなかった、小説でハッピーエンドにするから」と言うのも、今書いている事の動機の一つです。
あとは太田裕美の楽曲で「赤いハイヒール」という曲を聴くと、ポツポツストーリーの断片が浮かぶのが倉庫で働いている時期におきまして、プロットノートに書き記して、構想4年で書いています。
そういう訳で、童貞くさいと口の悪い人には言われそうですが、恋愛にルールはないし、セックスを100回しても結局別れて、とか、そういう事もあるので、「恋愛はセックスだけでなく、如何に深くその人を思ったか」でも
あると思います。人間理解の深度と長さ・短さの様に思えます。
20中島英樹@ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
2024/06/22(土) 19:46:34.81 講義③
【脱5ちゃんねるのススメ、受け取る知覚・環境を変えてみよう】
2月に大畑君の特定炎上祭りに巻き込まれて、その当時不愉快だったけど、塞翁が馬
で、
4月から埼玉県の職業訓練に通いました。そこで、おばさん・主婦・人妻・女・女の子が
やたら多いクラスで、話しているウチに自分のやっている小説書きの話になって、
「カクヨムってサイトに上げてあるので家のパソコンでもスマホででも読んで」という事に
なりました。反応は思った以上に好意的で、「面白い」とか「才能がある」とか、
「感受性が豊かね、女慣れしてないけど」みたいな、体験でした。
そこで考えるのは「5ちゃんねるで評価もらえるより、5ちゃんねるなんて見ない人たちってのは一杯いるんだ」と言う感想でしょうか。
5ちゃんねるなんかで、匿名の罵倒を上げるより、そういう、匿名掲示板なんぞは
無関係の人の輪に飛び込むことで、そこでその人たちに読んでもらう事です。
ツィッターで何も反応ねーぞ、とか言う人はネット依存・パソコン依存の感覚で、
それは古いし、不自由で、不毛です。ですので、小説を褒めてもらって、それを励みにしたい人は脱北・脱5ちゃんねるをススメます。
何も窮屈な檻の中に居る必要は無く、カクヨムで、自由に表現しても誰も何も言わないし、相手を変えれば、励みになる感想を
もらえると思います。
大体以上かな。
質問あればどうぞ。
【脱5ちゃんねるのススメ、受け取る知覚・環境を変えてみよう】
2月に大畑君の特定炎上祭りに巻き込まれて、その当時不愉快だったけど、塞翁が馬
で、
4月から埼玉県の職業訓練に通いました。そこで、おばさん・主婦・人妻・女・女の子が
やたら多いクラスで、話しているウチに自分のやっている小説書きの話になって、
「カクヨムってサイトに上げてあるので家のパソコンでもスマホででも読んで」という事に
なりました。反応は思った以上に好意的で、「面白い」とか「才能がある」とか、
「感受性が豊かね、女慣れしてないけど」みたいな、体験でした。
そこで考えるのは「5ちゃんねるで評価もらえるより、5ちゃんねるなんて見ない人たちってのは一杯いるんだ」と言う感想でしょうか。
5ちゃんねるなんかで、匿名の罵倒を上げるより、そういう、匿名掲示板なんぞは
無関係の人の輪に飛び込むことで、そこでその人たちに読んでもらう事です。
ツィッターで何も反応ねーぞ、とか言う人はネット依存・パソコン依存の感覚で、
それは古いし、不自由で、不毛です。ですので、小説を褒めてもらって、それを励みにしたい人は脱北・脱5ちゃんねるをススメます。
何も窮屈な檻の中に居る必要は無く、カクヨムで、自由に表現しても誰も何も言わないし、相手を変えれば、励みになる感想を
もらえると思います。
大体以上かな。
質問あればどうぞ。
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