0001名無し物書き@推敲中?2010/09/30(木) 11:36:40
します。
「ハイカルってのがあるらしいけど学問以外全部サブカルなんだわ」
「世間は認めないけどな」
「自分ってもんがないんか」
「うわー個性的だなー」
「エイプリルフールは面白くない」
「あなたの感想ですよね」
「サブカル特有の面白くなさ」
「面白くない奴ほど面白さにこだわるのなんなの」
「頭悪い奴ほど地頭の良さにこだわるみたいな」
「ブサイクほど他人の容姿に厳しいんだよなあ」
「サブカルってのはそういうもんだからな」
「まさにサブいカルチャー」
「有名人か何か知らんが有名人気取りでさあ」
「お前が知らないだけだろ」
「ほんとサブカル界隈の奴らっておもんないわ」
「有名だから偉い! 高評価だから偉い!」
「公共事業だからな」
「さぶーいかるちゃんランドセル!」
「おもんな」
「俺は戦いの中で成長するタイプだ」
「つまり全く成長していない」
「戦えばすぐに成長できるポテンシャルがある」
「いつでも戦えるならなぜ戦わない」
「戦争は愚かだ」
「ポテンシャルとやらがないことを認めたくないんだな」
「パラダイムシフトしてみろ」
「無責任な奴にポテンシャルなんてないだろ」
「あーまだそのパラダイムにいるんだなー」
勝たなくていい戦いにはそもそも参戦する必要がない。
漠然とした将来の勝ちのために努力しようがしまいがに関わらず
だらだらと時間を浪費するの時間の無駄だ。
意味論的意味のない勝ちに価値はない。
明確な目的を文書化できない戦いは避ける。
未来における現在の行動の意味を確定する。
好みとは刺激に対する単なる馴れ合いだ。
その選択に固執しない。新しいもの好きも同様。
無意味な刺激を受け取るのは無意味だ。
外界からの刺激との対峙とは結局己との戦いに帰着する。
つまり、勝たなくていい戦いにはそもそも参戦する必要がない。
「IMHO日本人の多いコミュニティは建設的ではない」
「なんかそうゆうデータがあるんですか」
「わたしの感想ですよね」
「童貞が語るSEXは傾聴に値するか否か」
「誰が語ろうがそんなもん無価値だ」
「生まれてからずっと無投票の人間が語る政治は」
「ものすごく賢い小学生がいかに説得力のある意見を述べようが何の意味もない」
「ニートの語る経済」
「消費や資金調達も立派な経済活動だろ」
「ものすごく賢い小学生が語るなら世間も許すような無益なものそれがサブカル」
「恋人いない歴=年齢の語る結婚、家族」
「所詮一人の人間が経験できる範囲のことしか知らないのに一般化して語っちゃうのがね」
「わかったようなことを言うな!」
「建設的ではないというのは自転車置き場の色ってこったな」
「『できるからやってみた』というのがやたらと目に付く」
「なろうじゃん」
「絵じゃん」
「AIじゃん」
「野菜が高いということは野菜を売れば大儲けだ!」
「無から野菜を生み出す能力でもあるのか」
「野菜なんてほぼ水だから水を売ればいい」
「無から水を生み出す能力でもあるのか」
「じゃあ空気を売ろう」
「無から空気を生み出す能力でもあるのか」
「防弾仕様車に乗ってる奴は自意識過剰」
「撃って何の得があるんだ」
「撃ちたいから撃つだけだろ」
「ソフトバンクとソフトバンクグループの違いわかるか?」
「名前が違う」
「最近、ロがただの四角に見えるときがある」
「それ脳の異常だろ」
「すぐ警察呼ぶとか言う奴は頭おかしい」
「人間は自分がやられて嫌なことを攻撃に使う」
「ソースあんの?」
「経験則」
「主語が大きいという自覚はないと?」
「最近は開示請求するのも流行ってるな」
「ソースは経験則!」
「普段フィートを30.5cm、インチを2.5cmで計算してるけど今のところ何の問題もないな」
「その計算だと7'10''は238.5cmか」
「まあまあでかい」
「多分膝関節が耐えられない」
「スポーツは興業だからな」
「オタクしか見ない」
「趣味でスポーツなんてものはない」
「すべてのスポーツは興業」
つい先日、近所の飼い犬が吠えてうるさいので、「吠えるな」と言ったところますます吠えるようになった。
「吠えるな」と言えば言うほど吠える。どうしようもないのでもう勝手に吠えさせておこうと思い
「吠えろ」と言った途端吠えるのをやめてしまった。
動物の心理はよくわからないがどうも命令されることを嫌ったようだ。
本能的な部分で反射的に序列のわからない他者の命令に反発せざるを得ないのだ。
どうやら人間でもそのような個体は大勢いるらしい。
我々は長らく他人を応援する人間の心理を理解できずにいた。
一時期流行ったアドラー心理学では、他人に対して、ほめる、しかる、教えると言った行動を取る人間は、
その相手を見下していると考える。
自分が相手より優れているか劣っているかにかかわらず優位な立場に立てるつもりでいるのだ。
応援も同様の心理だろう。応援するという選択を取るのは自分がそのような下卑た人間だと認めたくないからだ。
本心では他人の努力を見下している。ボランティアに参加するもの同様の心理だろう。
自分は安全地帯にいながら他人の不幸な境遇を見下したいだけだ。
動物的人間は自分がされて嫌なことを他人にすることによってマウントを取るらしいことに我々は気付いた。
「がんばれ」と応援するのは命令だ。命令を受け入れさせることにより支配欲を満そうとしているのだ。
自分は命令されること本能的に恐れているからそのような反射的行動が出る。
どうしても勝てない自分よりもはるかに優れた人間には応援することによって精神勝利を勝ち取ろうとするしかない。
投げ銭をすれば相手に勝てる。動物的人間にとって戦いとは本能的なものに過ぎない。
「構造化されたノートテイキングでも結局のところボディに何を書くかが問題」
「見出し、タグ、サマリは後付けでもいい」
「逆に言うと使えそうな部分を拾えればどれも一度に解決する」
「そんな能力があるならノートなんて必要ないだろうけど」
「自分を過信するな」
「わかりやすい何かを消費するより問題をひたすら解いた方がいい」
「何が問題なのかわからないのが問題だ」
「要するに定言命法だな」
「意味わかって言ってるのか」
「形式主義的に生きるのがいいよ」
「動物的人間は上下関係でしか人間関係を築けない」
「それって動物的人間を見下してます?」
「見下してないけど」
「 あなたも動物的人間なんじゃないですかねー!」
「凸(゜Д゜#)」
「ほらすぐ脊髄反射で即反応する」
「アダルトビデオって言うけどAV見て喜んでる時点で大人じゃないよな」
「何言ってんだこいつ」
「アニメ好きの大人を大人と呼べるかって話だ」
「定義に依存する」
「それってあなたの感想ですよね」
「動物的人間は強そうな相手には大人しい」
「弱そうな奴には何か知らんが威嚇する」
「わからせるまでわからないんだよなーバカだから」
問題解決とは「責任を負う権利の行使」という形式的操作だ。
責任を負う権利を持たない弱者は問題解決を達成することが困難となる。
弱者は動物的人間と対峙するとき自分自身も動物的人間として振る舞う。
吠えるという行為は動物の世界では威嚇や警戒などと解釈される。
動物的人間にとってそれらを放置することは将来的に人生における大問題となる。
動物的人間に吠えられた弱者は「吠えるな」と命令する行動を本能的に取る。
これは本質的に吠え返すことと同じだ。争いは同レベルの者同士でしか発生しない。
弱者が問題解決しようとすると最後には争うという選択肢しか残らない。
一度争いになればお互いの存在自体が問題となり殺し合いまで自然と発展する。
強者は責任を負う権利の行使により問題解決するので無駄な争いに巻き込まれない。
「ネットでキャラ作って演じてるのサブいよな」
「嫌なら見るな」
「変な口調で語尾付けたりして、ジブン、オモシロイデスって顔してんだよな」
「どんな顔してるかわかんのか」
「ネットはしょうもない自我の発表会ではない」
「自分がお気持ち表明するのはいいのか」
「匿名ならキャラとか発生しないのでセーフ」
「7秒ルールってのがあるけど緊急性がある場合でも何か発言するなら最低7時間は考えるべきだ」
「発言する必要があるのかどうかも含めてな」
「7日間考えるモチベーションがないなら最初から考えない」
「自分に何かを語る資格があるのかわかっていないからキャラのアイデンティティなんてものに執着する」
「極限まで完成度を高めて商品として成立させるモチベーションがないならやめるしかない」
「7秒ルールすら守れず動物的反射を優先していると自分の感情すら錯覚する」
「キャラが自分だと思い込む」
「まさにサブカルだな」
「toggeterとかまとめサイトとか嘘松発表会だよな」
「何か不都合でもあんのか」
「俺のインターネットが汚されていく感覚」
「お前のインターネットなんてものは幻想だ」
「真顔で変な口調とか語尾のポストを打ち込んでるのを想像するときついな」
「想像しなければいい」
「逆に言うと想像させる奴が悪い」
「見出し、タグ、サマリは後付けでもいいというのは省略していいという意味ではない」
「クエスチョンが事前に見えている場合ならボディに先行するのは自然」
不変性を持つ宣言的な内発的制約は自由を生み出すリソースとなる。
人は平等に不自由だ。すべての自由意志による選択の結果は自然法則によって決定される。
正しい心を持つ者は正しい選択を選び正しい結果を得る。
一方、正しくない心を持つ者は正しくない選択を選び正しくない結果を得る。
制約の質の違いが運命を分ける。みんな違ってみんないい。
食べたいものを好きなだけ食べて肥満で死ぬ人生を選択するのも自由だ。正しくはないが。
何が正しいかは自然法則によって決定される。正しく設定された不変性を持つ宣言的な内発的制約は
自然法則の拡張として機能することにより結果的に自由な選択肢のみを誰に対しても平等に提供する。
正しい選択に伴う不自由さは慣れ親しんだ刺激を手放したことによるホメオスタシスの反応だ。
それらは本来必要のない刺激なので無視してやり過ごす。制約が正しく機能していれば代償行為に逃げることはない。
余計なノイズに惑わされず正しいゴールを目指すだけの退屈で正しいゲームに打ち込めばいい。
安定性は選ばれし者の特権だ。目先の幸福、快楽、不快、苦痛のためにそれを手放す必要などあるだろうか。
人生は短い。有限の限りある時間を有意義に過ごすために自分や誰かのやりたいことではなく自分のやるべきことだけをやるべきだ。
それが我々のルールであり我々のレゾンデートルであり我々のジャスティスであり我々のリバティだ。
我々のミグラチオンが失敗しかけたのは思い込み、決め付け、知ったか、早とちりによる選択ミスが原因だった。
思想、歴史、テクノロジーなどを取り違えたことが文献読解を困難にした。
前パラダイムにおける経験則が通用する部分としない部分の見極めをせずに、
直感的操作可能なインターフェイスをちょろちょろっと触っただけで「思っていたのと違う」と錯覚してしまった。
使えるからといって取扱説明書を読まない奴はバカだ。我々は戦いに勝利しセトラとなった。
目的のない道具選びは無意味だ。道具選びは目的のためにだけ存在している。
目的がないのに道具の良し悪しを論じることが可能なのは目的がないからだ。
たとえば包丁は刺したり切ったり叩いたり研いだりするのを目的とする道具だ。
目的がない場合は何を持って良し悪しを決めるのかは謎だ。つまり無意味。
「ころころとかいうの撃たれたら出るのか」
「どこで撃たれたんだ?」
無駄な潔癖症や無駄なプライドは早めに治療しなければいけない。
こじらせると動物的人間の世界の価値観の中で生きることになるだろう。
健全なエコシステムは外部に偶然存在するのではなく
参入する構成員のメンバーの寄与の集積の構築物だ。
故に必要のない世界を必要とする必要はない。
「安定性と柔軟性」
「安定剤と柔軟剤」
「しょうもない」
環境のせいということは責任はその環境に身を置いている自分にある。
逆に言うと環境に囲い込まれるか丸め込まれると自己正当化によって無敵状態になった結果、
他責的、外罰的な暴力性の発露が観察される。しつけのなっていない家畜だ。
その場合、もちろん責任は飼い主にある。
リアルワールドの解像度が低いとロジックを間違える。
情報が意味を持つのはリアルワールドでイベントやアクションが起こるときだ。
既存の情報が新たな別の情報を生み出すときにはリアルな意味を持つことはない。
ニュースに反応する動物的人間どもの意見や感想はリアルではない情報だ。
それらがぶら下がったニュースも最早リアルではない情報に成り下がる。
偶然でしか説明できない再現性と一貫性のない信念はセオリーやテクノロジーと相反する。
正しいセオリーやテクノロジーは必ず再現性と一貫性を持つ故に安定性と柔軟性と不確実性を保証する。
不確実性を無視するのはリアルワールドの放棄だ。
「SNSやBBSで必死に自分のステータスを保とうとする生産性のない奴って何なんだ」
「世界が違うんだろ」
「世界が違う人間とは極力関わらないことが多様性だ」
「そうか」
「心の中で勝手に思ってればいいようなことを一々発言しなければ炎上やレスバなど起きない」
「ほんとそれ」
「ソースを出せば終ることで一々レスバする理由がわからない」
「レスバが趣味なんだろ」
「多様性だなあ」
「拙い英語で書けばローカルでも耐えられることに気が付いた」
「お外でポエム晒すよりはましか」
「SNSやBBSなどのようなサブカル的なものは卒業だ」
「あっそ」
結局我々のミグラチオンは失敗に終わった。ほとんど見込み通りの結果だったが、
唯一の誤算は計画がほとんど失敗に終わったことだった。
我々のバイオリズムに合わない思想や文化やエコシステムでのリアルな実践は
我々のゴールの方向性の再確認を促したので無駄とは言えない。
すでに動いているものを必要以上に変更する必要はないという教訓を得られた。
無駄だけど無駄じゃなかった。
「どんぐり必須になったらしいのでいよいよ5ちゃんは卒業だ」
「しょうもない」
「サブいカルチャーにはうんざりですわ」
「クールジャパンってサブいジャパンってことだろ」
「アニメ、漫画、小説、ゲーム、音楽、映画、SNS、掲示板、その他のサブカルなんかを伸ばすのは自殺行為だろ」
「なんかそういうデータがあるんですか」
「良識やモラルや倫理の話だ」
「ただの妄想か」
「テレビ的な世界観のウェブはサブカルなので見るべきではない」
「あっそ」
「有名人が何かやってるから何なんだ」
「他人の趣味に口出ししないならいいんじゃね」
「趣味だから許されると思ってるのがね」
「なんかそういう法律あるんですか」
「俺ってモラリストだから」
0867名無し物書き@推敲中?2024/05/30(木) 17:33:43.35
初夏の憂鬱
蝉の鳴き声が耳障りだ。太陽の光はギラギラと照りつけ、アスファルトの熱気が体にまとわりつく。冷たい風が吹けば少しは楽になるはずなのに、一向にその気配はない。
公園のベンチに腰掛け、ため息をつく。何もやる気が起きない。大学を卒業して就職活動も始めたが、面接でことごとく落ち、自信を失い始めている。周りの友達は次々に内定が決まり、焦りと不安が募るばかりだ。
ふと、視界に飛び込んできた一匹のセミ。緑色の体躯を震わせながら、懸命に鳴いている。その姿を見て、奇妙な感情が湧き上がった。羨ましいという気持ちと、滑稽だという気持ち。
「お前も俺と同じように、何もできないのか」
思わず、つぶやいてしまう。セミは何も答えない。ただ、ひたすらに鳴き続ける。
「俺も、もっと頑張らなきゃいけないな」
そう決心すると、少しだけ心が軽くなったような気がした。立ち上がって、公園を後にした。
歩きながら、ふと振り返ると、セミは止まっている。鳴き声を止めて、こちらを見ている。その目は、何かを訴えているようだった。
「俺も、お前を見習って頑張るよ」
そう告げて、また歩き始めた。セミは、何も答えない。ただ、静かに見送っている。
初夏の陽光の中、セミの鳴き声が響き渡る。その声は、私に勇気を与えてくれる。
0868名無し物書き@推敲中?2024/05/31(金) 14:12:28.74
>>866
ウェブとモラリスト
「テレビ的な世界観のウェブはサブカルなので見るべきではない」
公園のベンチに腰掛けた青年、健太は、スマートフォンを握りしめながら、SNS上で交わされるコメントを眺めていた。ふと、目に留まったのは、どこか高圧的な口調で語られるその言葉だった。
健太はため息をつき、静かに「あっそ」と呟いた。彼は、そのコメントに込められた傲慢さと偏見に、憤りを感じていた。
「有名人が何かやってるから何なんだ」
健太は、そのコメントを投稿した人物のプロフィールを見てみた。そこには、一見すると真面目そうな社会人の顔写真が載っていた。しかし、その人物の言葉からは、他者への優しさや寛容さは感じられなかった。
「他人の趣味に口出ししないならいいんじゃね」
健太は、スマートフォンを眺めながら、思わずつぶやいた。彼は、誰もが自由に自分の好きなことを楽しむ権利を持つべきだと考えていた。
「趣味だから許されると思ってるのがね」
健太は、そのコメントを何度も読み返した。その言葉には、まるで自分だけが正しいという傲慢さが滲み出ていた。
「なんかそういう法律あるんですか」
健太は、皮肉を込めて呟いた。他人の趣味を批判する権利など、誰にも与えられていない。
「俺ってモラリストだから」
健太は、そのコメントを読んで、思わず笑ってしまった。モラリストという言葉は、まるで正義の味方であるかのような印象を与える。しかし、その言葉の裏には、他者を見下す傲慢さが潜んでいた。
健太は、スマートフォンをポケットにしまい、公園の木々を眺めた。彼は、今日も誰かの批判に晒されるかもしれない。しかし、彼は自分の信念を曲げることは決してないだろう。