0001名無しのオプ2021/03/06(土) 12:35:35.87ID:GiXyMq7q
0677名無しのオプ2023/10/16(月) 19:46:56.60ID:LTPZ3KKm
>>674
ハードボイルドと対極の文体を持つ作家と言われたのがトールマン・カポーティ。
ハードボイルドの乾いた文体に対して、カポーティのそれは濡れた文体と言われた。 テリー・ホワイト、他も新装版が出るかと思ったが真夜中の相棒だけだったなぁ。
0679名無しのオプ2023/10/28(土) 20:12:08.97ID:VYqIOmn0
シミタツが19年ぶりに現代小説書いたらしいな
うれしすぎてアマゾンでポチってしまった
0681名無しのオプ2023/11/03(金) 22:03:29.20ID:/CWrfB3+
非情のライセンスは生島治郎の兇悪シリーズが原作だっけ
会田刑事を天知茂が演じてたね
中田博久や堀田眞三もハードボイルドヒーローが似合う役者だと思うが、役に恵まれなかったなぁ。
>>58
これ結局作って日本でも6月に公開されたな
もう公開されてないから配信待ちだな 短編集シスターズ・イン・クライムに収録の
ジュリー・スミス「ばかな男」は
「長いお別れ」のレノックスの設定を
そのままゲイリー・ワイルダーという男に当て嵌めた短編だな
話もよく似ている
ジュリー・スミスはフィリップ・マーロウの事件簿にも短編書いてるな
タイトルがRed rockだからRed windの変奏なのかな
>>685
もう死んでるのに手紙来たり
明らかなパスティーシュだな ハヤカワ・ミステリアスプレス文庫のヒラーマンを3冊入手。
祟りも再販してくれんかのう。
0689名無しのオプ2024/01/23(火) 22:15:19.45ID:oSLcm0zM
あぶない刑事が映画で帰ってくるが、あの漢字二文字熟語サブタイから
競馬シリーズに興味を持った読者もいるだろう(あるいはその逆)
> チャンドラー『プレイバック』市川亮平 訳 小鳥遊書房
> 四六判
> ISBNコード 9784867800379
2024/03/中旬
お話としてはな...
『かわいい女』が先かと
あの名文句がどうなるかは興味あるけど
> チャンドラー『プレイバック』市川亮平 訳 小鳥遊書房
> 四六判
> ISBNコード 9784867800379
2024/03/中旬
お話としてはな...
『かわいい女』が先かと
あの名文句がどうなるかは興味あるけど
連休前に『プレイバック』
創元推理文庫からも田口さんの訳で出るな
「黒い瞳のブロンド」読了。蛇足の極み。
二次小説或いはドイル亡き後未だに出続けてるホームズの紛い物と思えばあんなもんか。
ボルチモアで船が橋の橋脚に衝突して全長2.5kmの橋が落ちたな
この事件を題材にテス・モナハンシリーズ@メリーランド州ボルチモアが復活しないかな
女性探偵ハードボイルドでは一番好きなんだが
クライブ・オーウェンがサム・スペードのその後をやったドラマ見たけど
「ハードボイルドだど」が足りなかったな…
「いままでに書かれた最高の犯罪小説の一つ」
レイモンド・チャンドラーが激賞した、
ノワール小説の古典的名作が、ついにそのヴェールを脱ぐ!
夜の人々 (新潮文庫 2024/3/28
エドワード・アンダースン (著), 矢口 誠 (翻訳
強盗未遂で殺人を犯してしまい14歳で終身刑となった青年ボウイは、囚人仲間Tダブ、チカモウとともにアルカトナ刑務所を脱獄する。チカモウの従兄ディーのもとへと向かいながらも、
さっそく銀行強盗を計画し、3人組はさらに犯罪を重ねていく。
まるたかも読み終えた
ダシハメの他のも読みたいが品切れ中多いんな
>>690
これ翻訳良かったよ
それからこの人の解説はまたしても凄く面白い>>577
時代背景を調査して読み込んで翻訳してることが分かる
こんなことは翻訳専業じゃないから出来る
この人はチャンドラーの小説は
ミスもあるけど伏線はちゃんと張ってあるし
小説内でくどくど解説はしてないけど
ちゃんと回収もしていると考えているようだ
例を上げて説明してくれてる
大槻ケンヂは「プレイバック」の筋も理解出来ないな ロスマクの「別れの顔」初めて読んだ
以下プチネタバレ
面白かったけど人間関係パズル小説で疲れるな
警部以外全員関係者ではなあ
ジョン・カディシリーズ初めて読んだ
「ニュースが死んだ日」
面白かった
俺はこういう真面目な探偵が好き
「象牙色の嘲笑」読んだ
ロスマクは本当にによく書けてると思うけれど
やっぱり好みじゃなかった
これ読んで何故かはっきりしたけど
ロスマクは好きになれる登場人物が殆どいない
性格も行動も言葉も
アメリカの犯罪の現実はそうなのかもしれないけど
殺されるキャラの軽い扱いも好きではない
これはロスマクの体験からくる悲観のようなものかもしれないけれど
>>703
知らなかった。読んでみるよ。
情報ありがとう。 >>703
「つながれた山羊」も読んだが面白かった
ジョン・カディのシリーズは半分しか翻訳されてないんだな
著者ジュレマイヤ・ヒーリーのwikipediaもフランス語版しかない
p.157の「抜かれた銃倉は空だ」は
「銃倉を抜くと空だ」の間違いかな? >>703
これ原題は”Yesterday’s news"
過去の人、古い人って意味があって
依頼人が新聞記者であることとも掛けてる
こういうのは翻訳するのが難しいね
ネタバレになってもいけないし
自分なら「昔のニュース」ってタイトルにしたと思う
2作しか読んでないけど
タイトル着けるのが上手いと思う >>703
「別れの瞳」も面白かった
こんなんで大丈夫なんかとも思うけど プレイバ半分まで読み進めた
登場人物少ないなかでセッケスした美人秘書が気になる人物
プレバ、そーきますかってか捻りがないな
あの有名な台詞は古いままでいいと思う
で、ガラ鍵も読み終わった
ハメット作品の中でも難解だってのは確かに実感
ハメットの「デイン家」や「影男」読みたいけど切れてて、しかもハヤカワじゃあ復刊もしてくれんから死ぬまでの楽しみにとっておくは
>>703
GW挟んで「少年の荒野」「笥された眠り」も読んだ
どれも面白い
ただ嫁が病気で死んでいて何度も墓場に行って語りかけるところ
モテるけど誘いにのらないことが気になる人はいるかも >>713
「少年の荒野」p.24
>彼女の車をパーキング・ガレージから引き出した
は二人でレンタカーで出向いて車を拾い上げるので
どうして「ピックアップした」と訳さないのかと思ったら
原文は”bailed"になってて「保釈金を払って保釈する」ですね
ボストンの街のど真ん中の駐車場にバツイチ独身貴族女教師がランチ食べるために駐車料金も顧みず駐車するので皮肉ですね
ハードボイルド小説のこういう大胆な表現は訳しにくいね >>711
あの秘書との再接触に気を使ってアムニー弁護士に報告しなかったんだよねマーロウは
でどういうわけだか秘書じゃなくて弁護士が直接電話掛けてくるw
弁護士との裏の意味のやり取りが面白い
田口さんはそこは理解していて絶妙な訳 小鳥遊書房のチャンドラーは読みにくい
訳がどうこう以前に紙が薄くて裏の文字が透けてさ。目がチカチカするわ
>>703
短編の「石の家の悲劇」も読んだ
作者の本職が刑事弁護士だからなのか
登場人物の性格付けや設定がことごとく上手いな
色んな人のことをよく知っている感じがある >>714
考えてみたが「高い金を払って保釈した」と意訳するのが良さそう >>703
「死の跳躍」も読んだ
これと「つながれた山羊」は暴力小説に近いな
探偵がやや暴力的に解決する傾向があること
ベトナム戦争の兵士についてやや肯定的な記述が多いこと
舞台がボストンであること
それでスペンサーと比べられるんだな
全然小説の印象は違うけど
あと暴力と戦争に関する記述で
リベラルな評者に嫌われて評価低かったのかも
概ねリベラルな探偵なんだけどね
自分はハードボイルド探偵ものシリーズではベスト5入るくらい気に入った
あと長編は2作あるから楽しみだ 「死の跳躍」は娼婦のフリーランスの話と
ベトナムの地下壕戦の話が詳しく語られているところも面白かった
キャラ造形やその後のストーリー展開に反映されてるし
>>717
本職は刑事弁護士じゃなくて法律学校の教授
並行して読んでた「犯罪」のフェルディナンド・フォン・シーラッハと混同した
これもハードボイルド小説でいいと思う
面白い >>11
ジョン・カディものは1993年「湖畔の四人」を1996年に出してその後シリーズの翻訳は止まってますね
その後5作あるようですが >>703
短編「ケルズの書」も読んだが面白かった
なぜあまり知られてないのかな
goodreads見るとシリーズはどれも3点台後半で高いのは3.9あるから
アルバート・サムスンと同じくらいの評価
「ジョン・カディ」シリーズは goodreads見ると「ジョン・タナー」シリーズと評価は大差ないけどタナーの方は2002年にシリーズ最後まで翻訳されてんだよね
カディは後4冊残ってる
タナーはやや軽めだから当時人気もあったのかな
タナーも好きだけど
「死を選ぶ権利」「湖畔の四人」も週末に読んだけど面白かった
最初の方は法理がテーマだから嫌な予感がしたけど面白く読めた
湖畔の方はgoodreadsでは一番評価が高かった
自分はそこまででもなかったけど面白かった
しかしこのシリーズは人があっさり死ぬな
あとやっぱりちょっと保守的なんだなこの作者は
>>704
もう全然話を覚えてないわ
「少年の荒野」と少し話が似ていることもあって
こっちの方が自然が出てきているところが好きなこともあって印象が強くて
スコット・ウォルドン「北方の大地、逃亡の西」も好きなんだよね
自然がよく出てるんで
探偵小説じゃないけど