退職制度を設けていない会社て零細かつ相当ブラックぽいね


■中小企業の定年退職金は約1100万円

東京都産業労働局労働相談情報センターが2016年12月に発表した
「中小企業の賃金・退職金事情 平成28年版」(従業員10〜300人未満の都内の中小企業が対象)によると、退職金制度がある企業は69.8%


■事業規模別の定年退職のモデル退職金の額

<従業員数 10〜49人>
大学卒:1058.3万円  
短大卒:991.7万円
高校卒:1011.1万円

<従業員数 50〜99人>
大学卒:1171.0万円
短大卒:1028.5万円 
高校卒:1119.5万円

<従業員数 100〜299人 >
大学卒:1278.8万円 
短大卒:1152.6万円  
高校卒:1235.6万円


■大学卒の定年退職金は2300万円台をキープ(日本経済団体連合会)

2017年6月に日本経済団体連合会が発表した「2016年9月度 退職金・年金に関する実態調査結果」によると
標準的に進学し、学校卒業後ただちに入社し、その後標準的に昇進・昇格した者(管理・事務・技術労働者ー総合職)が
60歳で定年退職した場合の退職金は大学卒2374.2 万円 高校卒2047.7万円です。

1992年から退職金減額の傾向は続いており、高校卒は2100万円を割ったものの2000万円台をキープしました。
大学卒は下げ止まり、2300万円台をキープしました。

●60歳定年退職の平均退職金の額
1992年:大学卒2637.9万円/高校卒2301.8万円
2002年:大学卒2511.5万円/高校卒2256.1万円
2008年:大学卒2417.4万円/高校卒2302.8万円
2010年:大学卒2442.6万円/高校卒2185.4万円
2012年:大学卒2491.7万円/高校卒2125.1万円
2014年:大学卒2357.7万円/高校卒2154.9万円
2016年:大学卒2374.2 万円/高校卒2047.7万円