日揮HDの22年3月期は460億円の最終赤字へ、豪工事特損
2021年7月30日 16:10 | 赤字決算 | エンジ, 下方修正, 赤字
日揮HDの22年3月期は460億円の最終赤字へ、豪工事特損
東証1部上場のエンジニアリング業「日揮ホールディングス」は、2022年3月期通期連結業績予想を下方修正し、当期純損益が460億円の赤字に陥る見通しを明らかにしました。

2022年3月期通期連結業績予想:日揮ホールディングス

売上高 営業損益 純損益
前回予想 4700億円 160億円 130億円
今回予想 4700億円 160億円 △460億円
前期実績 4339億7000万円 228億8000万円 51億4100万円
売上高および営業損益は前回予想を据え置くものの、千代田化工建設などと共同で行ったオーストラリアでのLNGプラント設備工事において、顧客との間で契約金額の調整などについて協議・仲裁が続いていることから、第1四半期に594億円の特別損失を計上するため、純損益は従来の黒字予想を一転し赤字見通しとなりました。