一般にCD-R/RWの成長は12cmで止まるといわれてきた
そのため、数年前まではCD-R/RWをそれ以上育成して販売しようとする企業は皆無だった。
何よりCD-R/RWの生態が解明されていなかったし
それによって生じるリスクやコストが膨大だったためだ。
しかし、その後の研究によりCD-R/RWは育成しつづけると
大きさではなく記録面の密度が成長し始めるということがわかった。
そして、育成管理方法などが研究され生みだされたのがDVD±R/RWなのである。
今では遺伝子解析などによって、最初からDVD±R/RWの幼生が養殖されているが
実はDVD±R/RWはCD-R/RWが成長した姿なのである。
ちなみにDVD-RAMはというと、実はこれはCD-R/RWとはまったく別の生物で
詳しい生態は明かされていないが、日本原産のPDの成体ではないかと推測される。

さて、質問の「育ちすぎたらどうなるか?」であるが
先程から述べているように現在判明しているのは
12cmを境にCD-R/RWは大きさから記録面の密度へと成長が移行するということである
実は、まだこの記録面密度の成長に関して、どこまで成長するかは判明していない。

生物の歴史を紐解くと巨大化した種族は、一時の繁栄の後
必ずといっていいほど種の滅亡を迎えている。
そう言った意味ではLDの滅亡もまた理に適ったものであり
CD-R/RWがそのような道を歩まないように、適宜遺伝子操作などをして
種としてあるべき姿に導いてやる必要があるのかもしれない。