>>431
sRGBモードにした16Proで塗った薄い色を、他のsRGB色域の正常なディスプレイで表示して
16Proと比べたり、その逆をやっても色の変化がない、という認識であってる?
もしそうなら、16ProのsRGBモードはあてになりそうだね。


>>432
Adobe RGBプロファイルをモニタプロファイル(Winの「色の管理」でモニタに紐づけるプロファイル)にして
アプリケーションの作業用プロファイルは、用途に応じてsRGBかAdobe RGBを使用し、
カラー変換を経ても不都合を生じない、という認識であってる?
これで支障ないなら、16Proの色域・白色点・ガンマはAdobe RGBとさほど差がないのかな。

16ProはAdobe RGB 92%カバーとはいえ、実機とAdobe RGBとの色域・白色点・ガンマの
ずれの程度によっては、実機のカスタムプロファイルを作らないと他の色域との変換で
不具合を生じると思うので、本当はXP-PENがモニタプロファイルを用意するのが無難なんだけど、
用意がないところを見ると、ロットで差が大きいのかな。


>>433
モニタのRGBの調整は、RGB3色ごとの全体的な強さを調整しているんだけど、
よくある「色がかぶっているモニタ」は、単にRGB3色のどれかが強い(弱い)
だけじゃなくて、0〜255の間にある途中の値ごとに表示されるRGB3色の強さのバランスが
おかしいことがほとんどなので、RGBの全体的な強さの調整だけでは根本的解決にならない。

簡易的に対処するなら、グラボドライバの色調整などで「明るさ」と「ガンマ」を
手動調整する方法があるけど、sRGBやAdobe RGBで規定されている白さを
人間が基準もなしに正確に記憶・再現するのは無理があるし、精密な調整手段もないので、
i1、ColorMunki、Spyderなどのキャリブレータが必要になる。

あと、色域カバー率と青みがかっている(白色点がずれたり、ガンマ特性が悪い)ことに直接の関係はないよ。
色域が狭い安物ディスプレイは、たいていは白色点とガンマ特性も散々ではあるけど。
こういう変なディスプレイでも、キャリブレーションとカラーマネジメントで限定的に使い物になる。