一通り使ったことあるから感想。

・視差(ガラス厚による芯先と液晶の奥行き感)
iPad12.9 > Pro13 = Pro16 > Pro24 > 16 > XPpenとかHuionの液タブ
ダイレクトボンディングの効果はデカい。小さいほどガラス厚が薄い(多分強度の問題)から、視差的には有利。

・カーソルズレ(正面から見たときの芯先とカーソルとのズレ)
iPad12.9 = Pro13 = Pro16 = Pro24 = 16 >> XPpenとかHuionとか
※XPpenとかHuionはそもそも1mm程度ズレてる上に、ペンを傾けたときによりズレる。
iPad、Wacomはそのへんちゃんと補正されててズレない。

・筆圧
同じ8000段階筆圧でも、最小荷重〜最大荷重までを均等に割ってるわけじゃない。
低荷重領域ほど分解能が高い、みたいな感じで傾斜がある。
そんでどの製品もそのへん癖があるから使ってみた方がいい(筆圧カーブがドライバで設定できればある程度好みには近付けられる)
ただ、XPpenとかHuionの「ペンに荷重がかかる前に、芯先が沈むペン」は自分では荷重かけてるつもりが、沈み込みに吸収されてONにならないから使いづらかった。

・描画時の癖
普通の速さで書いてる分には気になる点はどれもあんまない。
タブレット側でやってる補正とサンプリングレートとかとの兼ね合いで、素早くハッチングしたり文字書いたりすると癖が出やすい。
Wacomはかなりプレーンだと思う。
例えばiPadだと入り抜きが繋がり気味になりやすい。多分だけど、ほんのちょっと浮いてるところもOn判定してOn荷重を低く見せてる気がする。
Wacom以外はどれもそういう微妙な癖があるから、試せるなら試した方がいい。