>>445 の続き...

RawTherapeeの階調表現について検証してみた。
http://kaeruk.ddo.jp/camera/LR_RT_CurvedLine.png

検証したのは、RawTherapeeの初期設定になる「ニュートラル」の階調であるが、この階調には写真らしさというものがなく、それは、
ハイライトがきつくその弊害は、飛びやすいうえに彩度が上昇する。また、黒浮きしており、表現の基本になる中間調は軟調である。

どうしてこのような階調が「ニュートラル」の設定になってしまったのだろう。このような階調は安物の監視カメラで見かける時がある。

このような状態でなんの疑問も持っていないということは、作者に、フイルムなどで培われてきた写真や映像の視覚表現に見識がないこと
が考えられる。

おそらく、RawTherapeeユーザーの皆さんは、無意識のうちにトーンカーブで補正していると思われる。参考になるがどうか分からないが、
この不具合な階調を、Photoshopで補正した時のトーンカーブ画面をキャプチャーしたので以下に示す。
http://kaeruk.ddo.jp/camera/PS_tone1.png