リコー純利益97%減 17年3月期、デジカメで減損
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ11HP0_R10C17A4TI1000/

リコーは11日、2017年3月期(国際会計基準)の連結純利益が前の期比97%減の20億円になったと発表した。
従来予想は100億円で、前期業績の予想を下方修正するのは4回目。
苦戦していたデジタルカメラ事業で計上する減損損失が響く。
年間配当は従来の記念配含む35円で据え置く。

営業利益は71%減の300億円と、従来予想を100億円下回る。
デジカメはスマートフォン(スマホ)の普及で価格競争が激化している。同事業は14年ごろから赤字とみられる。
商品数を減らすなど採算改善をめざしてきたが、収益性が想定より低いとして中国の工場などについて減損損失を100億円計上した。