>>682
Lレンズって色乗りが良い、つまり色が濃いと言われるけど、デュアルピクセルはその逆で、色が薄い。

Lレンズは、赤外線から紫外線まで波長が違っても同じように曲げる。ところが安いレンズは、波長によって曲げ方が少しずつ違う。極端に言えば、分光プリズムのようになる。

さて光の三原色を思い出してみよう。色の違う光を混ぜると白になる。
つまり、安いレンズでは隣のピクセルに行くべき色が紛れこんできて、加色混合で色が薄くなる。
Lレンズではどの波長の光も同じように曲げられるから加色混合は起こらず、色は濃くなる。

というわけで、デュアルピクセル機では、安いレンズの場合と同じで、本来、隣のピクセルに行くべき色が紛れこんできて、色乗りが悪くなっているのではないだろうか?