https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1095376.html

プロカメラマンが8K液晶で効率化。「カメラの高画素を体感できる」

 プロカメラマンとして広告撮影や肖像写真などを中心に手掛け、カメラ雑誌での執筆やセミナー講師なども務める西尾豪氏は、「8Kがもたらす編集効率」について説明。

 4,000万画素以上など、カメラの高解像度化は先行しているのに対し、多くのディスプレイでは等倍表示するために画面を拡大しなければならず、作業のうち「全体の構図確認」と「等倍表示してピント確認」を繰り返すことは効率が悪いと指摘。
「8Kで確認すると、まつげ1本1本まで解像しているのが見える。プロカメラマンが使うと効率が上がり、ミスが減った」とし、実感としても「高解像モニターで写真を見るのは楽しい。カメラの高画素を体感できるとても良い方法」とした。


画素密度の低いディスプレイでは、高解像度の写真を等倍表示すると表示範囲が狭くなる

 また、プロだけでなくハイアマチュアの写真愛好家に向けても、「(拡大して見るだけでなく)全体を確認するのが写真が上手になるポイント。自分の写真を変えることのできるモニターだと思う」と述べた。