うむ、オリンパは氏んだほうがいい

【笹オリンパスに「引導」3文書】

5月7日、オリンパスは中国でデジタルカメラやレンズを生産していた工場の操業停止を発表した。

他でもない。本誌が2年前から追及してきた贈賄疑惑の舞台である深センの製造子会社「奥林巴斯(深セン)工業」(OSZ)のことだ。

操業停止の理由については、スマートフォンの普及によるデジカメ市場の急激な縮小や設備の老朽化とし、


約1700人の従業員は補償協議のうえ解雇する予定だ。…どれも嘘っぱちである。


デジカメの衰退は何年も前からの趨勢であり、工場を畳んで従業員を解雇するなら、事前に労働組合などと協議するのが常識だろう。

しかしOSZは何の前触れもなく操業停止を告げ、しかも即日強行した。


…日本の社員からも「設備は更新したばかり。老朽化はデタラメ」という証言がすぐ本誌に届いた。


世間や社内の目を欺いてでも、操業停止を急がなければならない切迫した事情がオリンパス経営陣にはあったのだ。

それは贈賄疑惑を完全に闇に葬る陰謀以外には考えられない。

本誌が4月号と5月号で報じたように、贈賄工作の“実行犯”と疑われる安遠控股集団が用意するダミー会社にOSZの不動産を安値で売り渡し、

裏の借りをチャラにする極秘計画がある。それがいよいよ実行段階に入った、と見て間違いないだろう。

https://facta.co.jp/article/201806004.html