【「α7 III」はフルサイズの覇権を狙う戦略モデル】

気になる画質だが、さすがはフルサイズセンサーと感じられる高品位なもので、解像感の高さと抜けの良さが印象的だ。

先代と使い比べてみると、同じ設定で撮影しても発色がより深い印象だ。

センサーが裏面照射構造になったこともあり、高感度での撮影でも画質の劣化が少ない。

ノイズの増加が少ないのはもちろんだが、感度を上げても解像感の低下が少なく、画がぐしゃっと崩れてしまうような場面は少なかった。


使っていてストレスが少なく、完成度が高いα7 III。

ソニーではこれを“ベーシックモデル”としているが、内容を考えるとフルサイズカメラの中級〜上級機に値するモデルだと言える。

これが22万5000円前後というのは戦略的な価格だ。性能に妥協することなく、フルサイズミラーレスの世界に飛び込むことができる。

αシリーズはレンズのラインアップも充実してきており、サードパーティーによるレンズアダプターを介せば、多くの他社規格レンズもAFで使える。

フルサイズを使っている人、あるいは使ってみたい人、特にミラーレスに抵抗を感じていた一眼レフカメラのユーザーには一度試してもらいたい、

クラスを超えた高性能カメラだ。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1003590/052501698/?P=5


なぜマイクロフォーサーズは感度を上げると、画がぐしゃっと崩れてしまうのか?語りましょう!