【ソニーがイメージセンサービジネスを加速=90億ドルを投資】

キヤノンとニコンは引き続きデジタルカメラ市場をリードしているが、ソニーも3位に留まっている気配はない。
同社は90億ドル(約9800億円)を投資し、2021年までにカメラブランドのトップを目指している。

同社は、L2D(Light to display)技術に関してマーケットリーダーになろうとしている。
ソニーは撮影に必要なすべてをカバーしてる。
同社は高性能レンズであるGマスターラインナップを拡充し、改良されたセンサー技術と基礎となる画像処理パイプラインに大きな投資をする。
同社の今後3年間のロードマップは、撮影からディスプレイまでをカバーするものだ。

そしてその中核分はミラーレスカメラだ。キヤノン、パナソニック、ニコンなど競合他社が、
先を走るソニーのミラーレスカメラα7とα9ラインナップに攻勢をかけるためフルフレームへの取り組みを強化しており、
これに対抗するため更なる投資を行う。現在、キヤノンとニコンは依然としてフルフレームマーケットでの2大勢力であることも忘れてはならない。

ソニーはまた、プロフェッショナルサポートプログラムに投資し、これを拡大する予定だ。
オリンピックや世界の主要イベントで、プロのユーザーと連携するのは効果的だ。
キヤノンはCPS(Canon Professional Services)で、プロのフォトグラファーをサポートしており、
これがキヤノンがプロマーケットで支持されている大きな理由の一つとなっている。

まとめ
このニュースは新製品や新技術ではなく、将来のソニーの撮影機器に対する方向性を示している。
確かに、現在のところキヤノンとニコンはマーケットシェアの点においてはリーダーだが、安泰ではないだろう。今後の動向に興味が持たれる。

我々映画制作に携わる者にとっては、主要ブランド間の競争は歓迎されるものだ。
キヤノンとニコンは、2018年にフルフレームのミラーレスカメラを準備していると噂されている。3年後が楽しみだ。

https://www.cinema5d.jp/sony-expands-image-sensor-business-invests-9-billion/


ソニーには希望がある

オリンパスとは違うだろ。。。