>>399
(続き)
具体的には、Exifのキヤノン用メーカーノートの項目”LensType”の内部データは
10 = Canon EF 50mm f/2.5 Macro or Sigma Lens
10.1 = Sigma 50mm f/2.8 EX
10.2 = Sigma 28mm f/1.8
10.3 = Sigma 105mm f/2.8 Macro EX
10.4 = Sigma 70mm f/2.8 EX DG Macro EF
となっていて、LensTypeの10番とその少数点以下の派生番号をサードパーティのシグマ用に明け渡している
これでシグマがレンズ新製品を出した場合は10.1 , 10.2 , ...とシグマが独自に追加していくこともできる

Exifを読んだPCソフト側はLensTypeを取り敢えず概略データ 10 = Canon EF 50mm f/2.5 Macro or Sigma Lensとして表示する
だがもしPCソフトがシグマの詳細仕様の対応表も実装していれば、10.4 = Sigma 70mm f/2.8 EX DG Macro EF と正確に表示しても良かったはずだ

では本来のCanon EF 50mm f/2.5が装着されていた場合も同じ10番だから偶然に重複しないのか?
実はこのEF 50mm f/2.5はEFマウントレンズが発売された最初期に出た今から30年以上も前のレンズ
だからこれを使ってテレコン1.4倍でテストすることはまずあり得ない
( 他の項目も見れば分かる通り、FocalLengthが70mm、MaxApertureが2.8だからテストレンズはシグマ70mm f2.8 )

ちなみに、このシグマのレンズは「伝説のカミソリマクロ」で検索すれば分かる

参考 キヤノン用Exifデータ
https://sno.phy.queensu.ca/~phil/exiftool/TagNames/Canon.html#LensType