富士フイルム、305mm相当の大口径望遠レンズ「XF200mmF2 R LM OIS WR」
5段分の手ブレ補正 付属の1.4倍テレコンで427mm相当に
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1133999.html

富士フイルム株式会社は、APS-Cミラーレスカメラ用の交換レンズ「フジノンレンズ XF200mmF2 R LM OIS WR フジノン テレコンバーター XF1.4X TC F2 WR キット」を10月下旬に発売する。
希望小売価格は税別83万8,500円。

35mm判換算305mm相当の大口径望遠レンズ「XF200mmF2 R LM OIS WR」と、1.4倍テレコンバーター「XF1.4X TC F2 WR」を組み合わせた製品。
テレコン使用時の画角は35mm判換算427mm相当。
2017年2月に発表されたXマウントレンズロードマップに「望遠単焦点レンズ」として存在していた。
スポーツ、飛行機、野鳥などの撮影に適するとしている。

放送・シネマ業界で採用される「FUJINONレンズ」の光学設計や生産技術を活かした高い解像力と豊かなボケ味が特徴。
レンズ本体のカラーはマットシルバーを採用。
炎天下でレンズ内部の温度が上昇することや、レンズ本体からの反射光を抑制している。

防塵・防滴・-10度の耐低温構造を採用。
レンズ前玉にはフッ素コートも施した。

シャッタースピード5段分の手ブレ補正機構を内蔵。
流し撮りや三脚固定を自動認識するという。
三脚座はアルカスイス互換で、1/4インチと3/8インチのネジを装える。

「フォーカスプリセット」機能を搭載。
鏡筒側面のSETボタンでフォーカス位置を設定する。
フォーカスリミッターはFULL/5m-∞の2段階。
レンズ鏡筒先端部にフォーカスコントロールボタンを配置し、AFやフォーカスロックを割り当て可能(利用にはカメラ本体のファームアップが必要)。

レンズ構成は14群19枚(大口径のスーパーEDレンズ1枚とEDレンズ2枚を含む)。
電源オフ時や画像再生時にはフォーカスモーター群を固定し、不要な振動を抑えるという。

最小絞りはF22。
9枚羽根の円形絞りを採用。
最短撮影距離は1.8m。
フィルター径は105mm。

最大径×全長は122×205.5mm。
重量は2,265g。
キャップやフードのほかにレンズケースとショルダーストラップが付属する。