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2015年で
【日本カメラ財団 日本カメラ博物館 運営委員/写真技術研究家 市川泰憲氏 曰く】:

■ライカもびっくりライカマウント広角レンズの適応性向上

実は、α7R Mark IIで最もビックリして評価できるのはこの部分です。
ソニーα7の魅力のひとつにマウントアダプターを使えば、各社の交換レンズが使えることはおわかりだろう思うのですが、
このなかでもフィルム時代のライカマウント広角レンズは、35mmより焦点距離が短いと、
フルサイズで使うと周辺光量の極端な落ち込み、マゼンタ色のカブリなどがなどの現象が避けがたいものとして一部に存在していました。
ところが、ソニーα7R、ライカMで発生していた上記問題点が、α7R Mark IIを使うと、
一部レンズではまったくといってよいほどに発生しないのです。
たとえば、コシナのフォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mmF4.5の旧タイプレンズはまさにその通りであって、
コシナはそのために新型のフォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mmF4.5 III(京都MJ第二十九回)をだしたわけですが、
新型α7R Mark IIの前にあっては新型レンズも解像力を除けば、従来品で十分となってしまうのです。
これには、ライカマウントレンズユーザーだけでなくコシナもびっくりだろうと思うのです。
でも本当にビックリしてほしいのは、ライカカメラ社の技術陣です。
過去に、M8、M9、M(Typ240)と発売してきたわけですが、このレンズ以外の純正レンズでも上記のような問題があったのです。
ところが、同じミラーレス機(異論はあるかも知れませんが)でライカ判フルサイズでさらに高画素のα7R Mark IIが解決してしまったのですから、
ここはぜひ見習って欲しいと考えるのは私だけでしょうか?

http://d.hatena.ne.jp/ilovephoto/20150913/1442101796

レンズ設計もセンサー技術もソニーはライカより上