元々フラット3の呼称なんて、旧ドイツがやってたリベロシステムとの混同を避けるためにそう呼んでいただけで
今の3バックのほとんどはフラット3だろう。

初期トルシエのはラインブレイクを極力遅くして、ライン形成を維持したまま
飛び込まず中盤の戻りを待つという守り方。
これだと確かに今のルールのデメリットが強調され対応は難しくなる。
しかしワールドカップの時にはすでに、裏へのスペースをケアするため
早めにブレイクしてカバーリングをするやり方に選手主導だが変更した。
こちらは今のルールにも対応出来る。
ディテールの調整だけだ。

トルシエ戦術も移り変わっているんだから、
これがトルシエ戦術で今のルールにはなにがなんでも対応出来ない
とするのは間違いなのかなと。