縦に速いサッカーというのは、
カウンターだけが縦に速いサッカーではないですよね。
最近は、ポゼッションサッカーがゆっくりボールを回すサッカーと考えられがちだが
それはできの悪い日本代表のサッカーがポゼッションするとバックパスばかりの遅攻になるから。

本来は、ポゼッションサッカーも細かくパスをつなぐ、キビキビとした速いサッカー。

ティキタカと呼ばれるサッカーが日本代表の昔ながらの理想のサッカーだった筈。
ティキタカの定義をあらためて見直すと

「ティキ・タカはショートパスをつなぎ、複数のパスコースを確保しつつオフ・ザ・ボールにおける選手の動きによってゴールへの道筋を作るプレースタイルと形容される。
このスタイルは、複数のパスコースを作りながらショートパスをつなぐ点と、辛抱強くパスを回し、保持したボールを失わないようにする点に集約される。」

とある。

ザックジャパンの調子のいい時のサッカーは、まさにティキタカで
とても縦に速いサッカーをしていた。オランダ戦やベルギー戦とか。

その前だって古くはジーコジャパンのコンフェデ付近や
オシムの考えて走るという縦に速いサッカーを目指していた。
堅守速攻だった南アフリカしかり。

攻撃ベースに戦術を考えるか
守備ベースに戦術を考えるかの違いなだけで
縦に速いサッカーをしなければいけないのは間違いない。