このベルギーブラジルとの二戦でのもっとも大きかった収穫は戦い方の方向性がみえたことだろう。
日本はもちろん本大会では弱小のグループに入るわけで相手はみな格上になる。
そうなったときの戦い方。
ギリシャとかの欧州の弱い国がよくやる相手にボールをもたせて最終ラインで守るっていうやり方は
まったく日本には向かないってのがわかった。ブラジルとの前半がそんなかんじで、前線ではあまりプレスしないで
少し体力温存の少エネで最終ライン付近で守った結果全然ダメだった。このやり方は身体能力と屈強さが要求される
から日本には向かない。
逆に、ブラジル戦後半やベルギ戦のような前線からハイプレスで良いボールをあげさせないってやり方は
ハマった。ギリシャとか屈強なチームはこれやると体力がもたないけど、日本は井手口とか山口みたいな
小柄だけど体力ある選手が多いから最後までプレスできる。
日本のやり方が決まった二試合だった。とても大きい収穫だ。
過去をみても南アでこのやり方でやった結果うまくいったしね。日本に向いてるやり方だといえる。
運動量が豊富で献身的な選手を多く使うこと。これがカギ