5バックの人の論は基本的にちょっと前にいた日本語壊れた「ああ」の裏返しなんだよ。

433の3バック変化+少し上がったSBのお盆方の形状がプレス中でもパス回ししやすい。
これをぜんぜん攻略できてねーじゃねぇかと言うのが「ああ」の言ってた事で、
5バックの人はプレスに攻略され辛いんだからこの形状にしようと言ってる。

まぁ5バックというか3バック+WBで普通なんだけどJではミシャ式が席巻したせいで
3バックがホントに3バックだったりするからなw
ただまぁ、前3に相当なインテリジェンスとマルチロール性がないと守備は出来ない。
343と352というより前3が△か▽か―かの可変にならないと無理だろう。

「ああ」の論調が後ろで回して作れたらいいタイミングで攻めるのが自由なんだから、
攻撃クオリティは勝手に上がる(ズレた所を悠々使えば攻撃は楽チン)だったのと同じで、
5バックの人の論では前の方の意義が薄いのは当たり前。難しく考えなくていい(事になる)。
香川岡崎を大迫の近くにおいておけば何か起こる的な感じじゃね?


平ストの言うサイドボランチも別に奇策ではなく一時の新潟の構成とか凄かったからな
何がおかしいって、この構成で張った両サイドからCHが縦に行ってSHが中に絞ってた所。
―CFST―
SHCHCHCH
CHCBCBCB
意外とこんな出身の構成でも何とかなる。というかこの構成にしたら暫く調子良かった。
持って広げてそこを使う、が出来れば持ってしまっても上がらずローリスクに攻撃できる。
そして誰がどう動いても、CHが多いと裏のカバーやフォローが上手いwそこが本職だもの。

ただこれ「そこを使う」の選手にOH並のヴィジョン力とCH並の守備力があって
引き出しておいてのロストが即ロストにならない前提で、そこが消えたら崩壊した。
更に「持つ」担当の脇に奪取の鬼が控えてて無理に奪うのが色々難しい点も強みだった。

サイドボランチを置いて後ろ重心のままでも闘えるようにしても、
こういった某かの条件を満たせないようだと単なる前後分断に陥る可能性が高い。
平ストはそこを抜いて話をしてるって点に問題があると思う。


実は二人共そうなんだけど「ギャップスペースは選手の傍に出来るとは限らない」
という事を無視して簡単に使用できる事にしている感がある。
離れたエリアのギャップに連鎖的に破綻を広げるアイディア持って飛び込む選手が要る。
香川は連鎖破綻を招くアイディアがある。岡崎は遠くても犬の様に飛び込む。
だが国際級で両方を示した選手はいない。このスイッチがいないとまず手詰まりだ。
ワンギャップで受けて独力でこじ開けられたらそれはワールドクラスでもっといない。

押し上げるってギャップスペースの傍に誰かいる確率を上げる意味もあるのよ。
総上がり6トップジャパンは裏張って誰も動かないからまずギャップが出来なかったが。
そら出し所無いよなw