2010年サッカー批評49
犬飼基昭会長
「僕が決定的に嫌だったのは僕の次の会長のことも考えていかなきゃいけないと
川淵さんに言ったら「田嶋しかありえない」と言ったんです。僕は「えっ!?
あれは一番ダメですよ」と言った。基本的に方針がブレるし、その場その場で
いろんな人にいい顔をしてるだけでアイデアもないし、二年間付き合ったけど
サッカーに対する提案一つない。「あれこそダメです」と僕は言ったんです。
彼のような目的のはっきりしていない人間がもしリーダーになったとしたら、
しょっちゅう方針がブレて大変な事になると思いますよ、言うことがしょっ
ちゅう変わるんだから。そういう人間をトップに据えてはいけないと思いますね。」

「田嶋が僕のことを「スポンサーに態度がでかくてないがしろにしている」と
言ったらしいんだけど、ちょっと待てよ、と。お前みたいに都合の悪いことに
揉み手してスポンサーに頭を下げるのがいいんじゃなくて、スポンサーのため
には日本の代表がいいサッカーをやって人気を上げることが一番なんだと。
揉み手してペコペコしたってそんなものはちっともスポンサーのためにはなら
ないって言ったんです。」