JFAを悩ます日本人監督の育成。改革のキーワードは「明治維新」?
店主:浅野賀一(フットボリスタ編集長) ゲスト:川端暁彦
https://www.footballista.jp/interview/45665
>川端「日本の場合、『指導者の指導者』がどうしても年季の入った人ばかりになっているのは気になります
>そういう意味で、ちょっとリセットボタンを押すべき時が来ているんじゃないかなと
>思えば、20世紀、成長期の日本サッカー界はそういう層がみんな若造だったじゃないですか
>今会長になっている田嶋幸三さんが指導者養成や育成の主導権握ってた頃って、30代から40代前半ですからね
>強化委員会(現・技術委員会)の副委員長になったのが37歳とかでしょう」
>浅野「現行の日本の指導者ライセンス制度のベースって、田嶋さんや小野さんたちが若い頃に作ったものですもんね
>ヨーロッパサッカーはもうとっくにリセットボタンが押されていて、一番早くに押したドイツがリードしている」
>川端「日本社会っぽい話というか、実際の日本企業でもある話だと思うのだけれど、組織として巨大になって成熟するにしたがって年功序列化している部分もあると思う
>以前は日本サッカー協会から出るギャラなんて安いので大物はやりたがらず、善くも悪くも意欲のある若手がやるしかなかったという面があったわけで
>Jリーグバブルの時は解説者やっている方が儲かったわけだし」

>川端「軋轢というか、『今までやってきたことを変える』というエネルギーですよね。
>そこはやっぱり日本サッカー界、あるいは日本社会自体が全体に高齢化している影響もあると思います。
>『今までと同じでいいじゃん。ずっとこれでやってきたんだから』という魔法のワードに基づくパワーが働きがち」

>川端「大槻さんも県立高校サッカー畑の出身ですからね。
>そういう人材はまだまだきっといるんですよ。
>いずれにしても、日本サッカー界自体に意識改革が必要な時期がきているんだと思います。
>日本サッカー協会にいる若いスタッフも話してみると、めっちゃ面白そうな人いるんですよね。
>なかなか難しいとは思うものの、サッカー大好きで情熱燃やしている人の数は、ちゃんといますから」

>浅野「前回に続いて銀河英雄伝説ネタ(笑)

最後の1行が、一番自分の琴線に響いたw