アメリカでのボクシング地上波中継はモハメド・アリvsレオン・スピンクス戦が最後。
以来40年間も放映されてない。
観戦動員と収益はゲート収入(スタジアム動員)とPPVに移行した。

その結果はどうだ?
ボクサーは巨額の富を手に入れるようになり、トップファイターのファイトマネーは100億円を超えるようになった。
昨年、全スボーツ選手で最も稼いだのがカネロ。
メイウェザーやパッキャオも全盛期は数百億円の年収があった。

地上波乞食なんざ相手にする時代はとっくに終わったんだよ。

あと良く言われる「地上波でなければ裾野は広がらない」ってのも、マーケティングの基本中の基本、AIDMAからも間違ってる。
無償で配るのは、市場に投入されていないサンプル品だから。
認知してもらう必要があるから。
ヨーロッパにおける「や」で始まるアレと違い、日本では誰もがボクシングやサッカーそのものの面白さは熟知されている。
世界ベスト4の常連になり、どの大会でも優勝を狙えれば、
ゲート収入だろうとPPVだろうと、後からついてくる。

2011年ドイツWWCだって、地上波中継したのは準決勝以降だったんだぜ。
で優勝したら、なでしこリーグ戦はどこもスタジアムが満員になっただろ?