すぐに気がつかなかった僕は後悔していました。でもその後悔が犯人を見つけて逮捕してやろうという強い気持ちにかわりました。僕の大切な人を誘拐し、拷問までして
……僕はその犯人が憎くてたまりません。
犯人を見つけたら警察に通報せず、一生痛めつけてやろうと思います。
内臓を取り出し、眼球をえぐりとり、骨を折って、ゆっくり、ゆっくり痛めつけてやります。
でもそのためには日本中の人達の協力が必要です。その犯人を捕まえなければいけないからです。あと…生きていてほしい、僕の彼女にも会いたいからです。彼女と遊んだ日は僕の宝物です。
そしてその宝物の時間を取り返すためにこのメールを作りました。
このメールを1週間以内に10人に回して下さい。
僕は、精密機械に詳しい友人と一緒にPAmw-B38という機械を開発しました。このメールが今どこにあるか誰がもっているかわかる機械です。
もしメールを止めたらその人を犯人、または犯人の共犯者とみなしてメールが届いてから8日目に殺しに行きます。
これはすぐに現実のものとなりました。11/11(金)のニュースでやっていたように、残念ながら犯人では無かったのですが
このメールを止めた東京都町田市の女子高生の古山さん(15)が犠牲になりました。
母親と2人で暮らしている家で密室にして顔や体を50ヵ所刺して殺害しました。お願いですから、犯人を探すために協力して下さい。これ以上犠牲者をだすのは悲しいです。
このメールはただのチェーンメールではありません。事実です。お願いします。彼女のためにも……。