【公式マルウェア】Intel「脆弱性対策パッチを配布したけどインストールすると不具合が起きます」【ウイルスはいってる】

ITmedia  2018年01月23日

米Intelの脆弱性対策パッチをインストールした一部のCPU搭載マシンでリブートが増える不具合が確認された問題で、
Intelは1月22日、現在出回っているパッチの導入を中止するよう、メーカーやエンドユーザーに呼び掛けた。

Intelは「Meltdown」「Spectre」と呼ばれるCPUの脆弱性が発覚したことを受け、1月上旬までにOEMなどを通じて
対策パッチを配信した。ところがこのパッチが原因でリブートが増える不具合が報告され、
IntelはBroadwell、Haswell、Skylake、Kaby Lakeの各CPUを搭載したマシンで問題を確認していた。

1月22日の時点では、このうちBroadwellとHaswellの問題について、根本の原因を突き止め、
アップデートの初期バージョンを業界パートナー向けにリリースしてテストを行っているという。
テストが完了次第、正式リリースを予定している。

現行バージョンのパッチについては「リブートが予想以上に増えるなど、予想外のシステムの挙動を
発生させる可能性がある」として、導入を中止するようOEMやクラウドサービス事業者、
システムやソフトウェアのメーカーおよびエンドユーザーに呼び掛けている。