続き。最後だと思います。

彼は職業柄、音信不通になることもしばしば。
いきなり遠距離になるには少々、不安が大きすぎたので思いきって口にしました。

「わ、私が!●●(彼と同じ職業、部署は違う)になって、
△△さんを、経済的に支えられるようになったら、結婚してください!
私と付き合ったことを、後悔させません!幸せにします!」

気づいたらこう言っていた。どこの政治家かと思うような言葉でしたが、
今言わなきゃ、ずっと言わないだろうと思いました。

心臓がうるさく鳴り響いて、口から漏れ出るんじゃないかと不安になりながらも、
彼の言葉を待ちました。しかし、いくら経っても返事がないので
うわあああああ 言わなきゃ良かった!と後悔の念に襲われたそのとき、
彼がようやく口を開きました。
「嬉しい、ありがとう。幸せだー ふへへw」満面の笑みでこう言うのです。
私は嬉しくなって、もう一度彼を抱きしめました。


終わりです。
書いてみたら、臨場感とか無いですね……。すみません。