付き合って3年、彼も私も26歳。
お互い早くに両親が亡くなってたこともあって、付き合い始めから同棲していたので、ぶわーっと燃え上がる恋という感じにはならなくて
既に家族みたいな感じになっちゃってて、熱い恋に憧れていた私にとってはちょっと物足りない気もした。

で、この間の話。
彼はソファで寝転びながら本読んでて、私はフィギュアスケートを見てたんだけど、
ふと、もうすぐ彼の誕生日なの思い出したので「誕生日プレゼント何がいい?」と聞いたら
しばしの沈黙の後、ちょっと照れくさそうに「うーん…お嫁さんが欲しいかな」って。

あまりに唐突で一瞬二人とも固まっちゃったんだけど、彼が耐え切れなかったのかすごい恥ずかしそうに本で顔隠してソファーにうずくまってた。
その後、固まってる私にもう一度目を見てちゃんとプロポーズしてくれました。幸せ。気付かなかったけど、私もう熱い恋してたみたい…