大学出て新卒で勤めた会社に終身雇用で40年以上勤め上げるのは確かに凄いことかもしれない
俺にはできそうもないから
でも、その会社という小さな世界しか知らないってことも有り得るわけで
それがなんか恐いと思うわけで
経済が発展してくると人生が画一化されてくるような気がするんだ
いわゆる「普通の人生」とか「平凡な人生」ってやつね
そういうのに全く魅力を感じなかった
毎日同じ時間に起きて同じ電車に乗って同じ会社へ通う
考えただけで気が狂いそうになったんだ
だから、俺は負け惜しみではなく非正規雇用の今の自分に後悔はない
もう一度人生をやり直したとしても大学出てサラリーマンになることはしない
で、あるとき1人の起業家の言葉にハッとした
「ハングリーであれ」
その起業家は時価総額世界一の会社のCEOだった
彼は自分のアイデアを世界へ広めたいと思い起業した
彼が死んだことで著作が飛ぶように売れているらしい
でも、ちょっと待ってくれ
会社帰りのサラリーマン、あんたハングリーか?
安定した雇用にあぐらをかいて、アフター5は会社の愚痴をつまみに酒飲んで
そのまま定年まで歳を取っていくんだろ
俺にとっては終身雇用で大企業で働く人よりも
小さな工房で黙々と仕事をしてる職人さんのほうがカッコイイってことに気づいた
俺ははっきりした。どんなに小さくても自分で商売をする
失敗するかもしれない。でも挑戦しなければ成功もない
言っておくけど、ソニーもHONDAもAppleも最初はベンチャー企業だったんだぜ
飼い犬の社員さんにはこんなスピリットはないから理解できないかもな