大学生の時からトルマ一筋20年のオッサンだが
ネットで度々目にする「○○は女ウケ最悪」的な
いかにも冴えないオタク目線のファッション指南記事を読む度に思うのだが

実のところ
アイテム自体の問題よりも
それを身に付ける奴の体型がイケてなかったり単に似合ってない(着こなせていない)事が原因なだけであり
アイテム自体が特に悪いとゆーわけではない。
例えばサンローランなんかも何年も前から現在に至るまで尖り靴を採用してるし、今季のセリーヌあたりは
モロに2005年以前の旧お兄系のリバイバルである。

メンズの服は
格好良さを追求すると必然的にお兄系と似たり寄ったりの格好になる。
なぜならお兄系は、アメカジ、サーフ、ロック、トラッド、ミリタリー、スポーツ、アウトドア、あらゆるジャンルから最も格好いい部分だけを寄せ集めて出来たカテゴリーだからだ。

ブーツカットに尖り靴、筋盛りヘヤーだけがお兄系ではない、
現在のお兄系は様々な姿に進化した、3代目にしろ、ビター系にしろ
これらは現代版のお兄系である。

冴えない日本人オタクくん達は2000年代初頭のイメージのまま時代が止まっているためそこを理解していない。
「女ウケ最悪」と思われるコーデでもある部分のピースを入れ換えるだけであら不思議、スタイリッシュで女ウケ最高の格好いいコーデが出来上がる。
それを知っている人は非常に少ない。
但し、このカテゴリーの服を着て格好よく見えるのは極1部の人だけである。
モデル体型の持ち主の中でも宇宙人並みにスタイルのいい人でないと、格好よくはならないのだ。
身長が高くてもポッチャリ体型や脚が太くては意味がない。
大事なの均整のとれたプロポーションと優れた黄金比率を持ちあわせていること。
撫肩や骨と皮しかない不健康なガリガリ過ぎる体型もNG。
タイトな服を着てもパツパツにならない程度の
計算されたメリハリのある筋肉が必要なのは言うまでもない。