フルカウント
http://www.fullcount-online.com/ext/basic.html
当時(創業時1993年)の工場の設備では、50年も昔に作られていたジーンズを作ることは不可能であるという事実でした。
セルビッチデニムを作るための、力織機はほとんど稼動しておらず、ジーンズのような厚地に綿糸の縫製が出来るミシンや職人が存在せず、
そもそも綿の縫製糸すら白と黒くらいしかストックされていませんでした。時代とともに生産効率が重視され、
昔の機械は淘汰されていたと言う事です。今でこそ当たり前のように使用されているセルビッチ生地から綿糸、
ミシン、ボタンなどの付属類までも、全て一から構築し直さなければならなかったのです。
そして一歩一歩課題をクリアし1995年にようやく納得の1本を作り上げることが出来ました。

ビッグジョン
http://www.bigjohn.co.jp/rare/
1980年、当時のジーンズ業界には早すぎた究極のジーンズがビッグジョンから発表された。
それが“RARE-レア-”である。
時代は力織機からすでに高速織機にとってかわり、クラフト感のあるザラザラとしたデニム生地が世の中から消え去っていた。
しかしビッグジョンは工場でホコリを被り眠っていた力織機を1台1台掘り起し、昔のようなザラ感のあるしっかりとした感触
に加え、今までにない世界最高峰のデニム生地を創り出そうとプロジェクトを発足させたのだった。
そして幾多の苦難を乗り越えてできたのが世界初の人工的ムラ糸で織られた15ozのレアデニムであった。
鉄板のように堅く、足を通すのもひと苦労するような生地。それはどこか懐かしくも新しさを感じたという。
またデニム生地だけでなく、ボタンやリベット、ファスナー、そしてフラッシャーの細部に至るまで徹底的にこだわりにこだわり抜いた。