アネモネの暗さは両親の離婚に由来してると思う
唐揚げを作ってくれたお母さんの記憶
いつもと変わらず美味しかった記憶
そしてそれをまずいと言った父親の記憶
今お父さんがどこにいて何をしていらっしゃるか知りませんが
もしかすると鬼籍に・・・
小学生のころに味わった孤独感、その寂寥が彼を支配しているのではないか、、、
そう思うのであります
今の家族をとても大切にしているのもやはり同じ思いを
子どもにさせたくないという気持ちがどこかに働いているのではないかと
思うのであります
小さな幸せ安心して暮らせるこの平和な日常が続いていく幸せは
失ったことがあるものにとっては何にも代えがたい大切なものなのであります