四条河原町の喫茶店
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464 ◆WkjSJ4oz96hQ sage 2023/02/18(土) 02:33:19.80
なるほど、面白いですよな。

> そこが気になる私もまた、彼のことを今も気にしていることを自覚した

というあたりがなかなか興味深い。



465 ◆WkjSJ4oz96hQ sage 2023/02/18(土) 02:37:00.81
「色気とはなんぞや」みたいな話も含めて、ちょっと具体的にシチュエーションを準備して考えよう。 たとえば、蜂子がこの「例の彼」についてオレと相談したいと考えて、銀座のバーに呼び出したとしよう。 蜂子はいちごのシャンパンカクテルかなんかオーダーして オレはラスティネイルかなにか飲んでるとしよう。

このときの蜂子は「例の彼」ともう少し深い関係になっていて だから同時に悩みも深まっていて たとえば、社内政治やら彼の離婚問題やらが絡んで なんだかにっちもさっちもいかないもやもやした状態に陥っているとしよう。



466 ◆WkjSJ4oz96hQ sage 2023/02/18(土) 02:40:39.61
オレはずっと蜂子の話をふんふんと聞いている。 蜂子は悩みを解決したいのでオレからのアドバイスを聞きたいわけだ。 「相手のことがよくわからない」的な苦しい恋愛を経験したことだって オレもあるにはあるから、蜂子に対して同情もしている。

でも同時に、オレは頭のなかで別のことを考えている。 こういうシチュエーションは危険なもので 親しいうえに見るからに心が弱っている異性がそばにいると ちんこ脳に悪い虫が湧いてくるものだ。 つまり要するに、「下心」がむくむくしはじめてしまったとしよう。

蜂子は悩みをあらかた吐き出して、今度はオレからの答えを待っている。 オレはここまで基本的に黙って話を聞いていたから 蜂子はオレがどう一声目を発するか少し不安にもなっている。 ちょっと涙目になって言葉を待っている。

さて、オレはこれからどうするべきか。