他のゲームの分岐だって普通は全ルート攻略するから、必須か必須じゃないかは大差ないな

それよりADMSの致命的な欠点は、既にバッドルートを攻略済みなのに
そのバッドルート手前の宝玉に戻った時に
「こっちのルートに行くとバッドルートだからやめておこう」
っていう主人公のバッドルート記憶による的確なメタ発言が一切無いところ

あくまで神視点であるプレイヤーのバッドルート攻略したという記憶に頼って
バッドルートを避けて正ルートに行こうとしてる
主人公がバッドルート攻略を記憶してないんだったら、
他の分岐ゲームと一緒でプレイヤーの記憶に頼って分岐前のセーブから正ルートを選んでるだけじゃん

ADMSっていうのは宝玉というアイテムを使って
「主人公が未来の記憶を持ちながら過去の選択肢をやり直す」
というシステムなんだから、主人公が未来のバッドルート記憶を鮮明に覚えてないのはシステムとして破綻してる

そもそも最初にバッドルートを選んだ主人公が未来の記憶を持たずに過去に戻ったなら
同じ分岐になったらその主人公はまた同じバッドルートを選ぶだけだからな
なにしろ最初に選んだバッドルートは「主人公が一番好きなルート、一番興味のあるルート」だからな
それを否定して正ルートに行こうとするのは、バッドルートだった記憶があるから避けようという
未来の記憶を前提にした判断