アンケート出来レース説の補強材料自分達から言ってたのか…
あと悪い意味での意外性はあったね

https://www.famitsu.com/news/201905/03174243.html
――まずは『新サクラ大戦』のプロジェクトが立ち上がった経緯について教えてください。

寺田 最終的なきっかけは2016年の“セガフェス”でのファン投票で1位を取ったからです。
ただ、じつはそれ以前から、新作の企画は、毎年のように提出していました。内容は京都編とか未来編とか、さまざまなものがありましたね。
だいたい夏になると話があがるので、まわりの人間からは“夏の風物詩”なんて言われていたみたいです(笑)。

片野 つまり、毎年のように不採用が続いてきたということでもあるのですが、セガフェスでの結果を受けて、社内の風向きが変わりまして……。

大坪 今回のプロジェクト自体はその少し前から動き出していたのですが、ファンの皆さんのおかげでかなりの追い風を受けた状態で新作の開発を進められたので、感謝してもしきれません。


――シナリオ自体はすでに完成していると伺ったのですが、今回はどんな物語になっているのでしょうか?

寺田 全体としては『サクラ大戦』らしい“王道”な進行という印象です。ただ、あかほり(さとる)先生もそうだったのですが、どこかハチャメチャというか、意外性があるんですよ。
それが“作家性”というものなのかもしれませんが、イシイさんの構成にも、そういった性格が出ていますね。

――イシイさんはストーリー構成ということですが、脚本自体はまた別の方が担当されているんですか?

大坪 脚本は『ガールズ&パンツァー』などを手掛けた鈴木貴昭さんにお願いしています。時代考証の提案もしていただいているのですが、脚本自体かなり肉厚なものになったと思います。