【魔王】悪魔城ドラキュラシリーズ
悪魔城の城主である吸血鬼、ドラキュラ伯爵の肩書き
PS2のキャッスルヴァニアではまだ人間だったドラキュラが、当時魔王の座に着いていた吸血鬼ヴァルターから
魔王の力の源である漆黒の石を奪い取り、人間から吸血鬼に生まれ代わり魔王となった経緯が描かれている
以降ドラキュラは混沌の力と結び付き、ベルモンド一族に一時的に滅ぼされる事を繰り返しながら900年近く
不死の魔王として世界に恐怖と混沌を振り撒くことになる
1999年にユリウス・ベルモンドの手で完全に滅ぼされたとされているが、これはドラキュラと混沌の力を切り離したに過ぎず
ドラキュラの転生体である来須蒼真も一時は混沌の力により、再び魔王として覚醒しそうになる危険に晒された(badエンドでは完全に魔王として覚醒してしまうものもある)
時系列上の最新作である蒼月の十字架では、暗黒教団の教祖セリアが魔王は神が絶対の善で居続けるために必要不可欠な存在だと語っており
有門幻也(アルカード)もあながち間違った話ではないと神の対極としての魔王の存在を否定はしなかった
そして、EDでは例え蒼真が魔王にならずとも、いずれ魔王の座を受け継ぐものが現れる可能性を示唆しながら物語は締められている

【ガラモス】
一万年計画に基づき魔王の座を狙う魔神
月下の夜想曲ではドラキュラより強い隠しボス的な存在として登場しプレイヤーを苦しめた
後のシリーズでは直接登場こそしないものの、特殊能力の名称として登場したり
時空を越えた戦いの黒幕として名前が挙がったりもしていた
元は番外作品であるドラキュラくんに登場した大ボスで、そちらではドラキュラを魔王の座から追い落とし魔界を支配していた