2019年もM-1が行われる予定だ。今年はどの漫才師が決勝進出するのか。どんな新しい発明が見られるのか。やはり関西勢のコンビが王者になるのか。そして塙さんは今年もM-1の審査員席に座るのだろうか。
本書を読むと、漫才師たちの熱き声とお腹を抱えて笑う瞬間が待ちきれなくなる。

 視聴者にとってM-1は年末の風物詩。セミが地面に転がって、夜には秋の虫が鳴いて、2019年も残り4カ月を切った。そうか、もう今年もそんな時期か。

文=いのうえゆきひろ