>>100続き)

ただ、こういうことを続けていくと、必ず「フリーライド」する輩が出てきます。
「フリーライド」というのは、他人が築き上げた信用に便乗して利益を得ようとする行為のことです。

みんなで懸命に『えんとつ町のプペル』という約束を守ってきたのに、
それを「『えんとつ町のプペル』という名前をつけておけば、お客さんが入るから」とった感じで、
雑に名前を使って、そして、とても残念なサービスを提供する人が出てくる。

その人たちはイイんですよ。
刈り取ってしまって、あとはサヨウナラすれば売り上げは作れるので。

だけど、名前を使われてしまった側はたまったもんじゃない。
どこの馬の骨とも分からない人間に、名前を使われて、お客さんとの約束を破られてしまって、
後に残るのは、地に落ちてしまった「信用」と「集客力」です。

それらを守る為に、「ブランド名」や「ブランドロゴ」や「権利」などがあるのですが、
しかしながら、「それらを持っていればブランドは守れるのか?」というと、実はそうでもなく…

この辺の話は、かなり複雑になるので、この続きは今日のサロン記事で書きたいと思います。

(終わり)