年々盛り上がりを増す『M-1グランプリ』。
準々決勝ともなれば、進出したすべてのコンビが注目されることは必然。
いいか悪いかはさておき、近頃は“おもしろい”の裏側が観れるアナザーストーリーもひとつの見どころとなっている。
今回は、密着カメラすらも届かない、(ちょっぴり切ない)芸人の舞台裏を幸さんが教えてくれました。
アナザー・アナザーストーリー

『M-1グランプリ』の影響はえげつない。

私は2017年から納言として『M-1グランプリ』に出場している。
翌年2018年、私たちは準々決勝で敗退した。
敗退したくせに、翌年はバイトをせずにお笑いだけで飯を食う事が出来る様になった。
これは、完全に予選のGYAO!配信のおかげ。

決勝にも行ってないのに仕事が増える『M-1グランプリ』は本当にエグい大会だと思う。
2017年から出場し、今年で6年目。
2017年は二回戦で敗退し、2018年から今年2022年まで、全て準々決勝で敗退。
準々落ち5年目。
準々落ち、大好きみたいだ。

今年の準々で、印象深い出来事がある。