>>64続き)
 
■カウンターカルチャーと分かっているのに 

『CHIMNEYTOWN DAO』の準備が着々と進んでおります。
第1弾として「1731名」(※登.録を失敗した方はまた今度!)に、
入場チケットたる「NFT(ゴミのモンスター)」を無料でプレゼントする予定ですが、
まぁ、要らなかったら誰かに売ってください。

ゴミのモンスターのデザインはCHIMNEYTOWNのデザインまわりを担当してくださっている
「かんかんサン」に丸投げしていますが、僕も気が向いたら描きます。
 
さて。世間は今、猫も杓子も「NFT」で、少し遅れて「DAO」も盛り上がりを見せています。 
これらを下支えしているのは「ブロックチェーン」という技術で、その理念は「非中央集権」です。
それはつまり、市場独占を達成した巨大IT企業へのカウンターカルチャーであり、
「お前らの好きにはさせないぞ」というメッセージでございます。
 
20世紀型の企業をIT企業が駆逐したような歴史が、ここでまた繰り返されるのでしょうか?
この顛末は見モノです。
 
そんな中、前々から気になっていることがあります。
それは、「自分達へのカウンターカルチャーが生まれていることを
日本の大手IT企業は分かっているハズなのに、これといった対抗策を打てていない」という点です。
 
「いっそのことカウンターカルチャー側になればいいんじゃね?」と思っていた矢先、
さすが、いくつかの企業がNFTのマーケットプレイス(NFTの売買ができる場所)を立ち上げましたが……
その内容は「プライベートブロックチェーン(自社のブロックチェーン)」で運用されるというもので、
「それって御社のWebサービスですよね?」という感じに落ち着いています。 
世の中的には「NFT風」とも呼ばれています。