>>111続き)
 
それを片づけるのが仕事なので、そこで目がバキバキになって、
「ヤバイです!」とか言ってたら、身体がいくつあっても足りないし、
加えて、そんな空気を作られてしまうと、他のプロジェクトにも伝染しちゃうので、
「深刻なコトを深刻に伝える人」との仕事は、なるべく避けたいです。
 
■「意外とココはパッキリと線を引くんだ」と思ったこと
 
【Q】スタッフのセトちゃんがCHIMNEY TOWNを卒業するみたいですが、
卒業にあたって、どういった話をされましたか?
 
【A】
僕も独立組ですから、「独立する人」に対しては応援する側のスタンスなので、そのことは本人に伝えました。
 
ちなみに、CHIMNEY TOWNの独立組と仕事をすることは今でも普通にあって、
たとえば、元インターン生のモリゴンという男は、僕の講演会のロビーでCHIMNEY COFFEEを販売していたり、
あとはCHIMNEY TOWNのVIPの方のアテンドなんかを今もしてくれています。 
これはモリゴンの方からパートナーシップの話があって、そういう時は「是非是非」みたいな感じで
協力させてもらったり、協力してもらったりしています。
 
なので、セトちゃんとも、またどこかでご一緒できればいいなぁと思っています。
 
なんか、綺麗なまとめ方をしている自分がキモイので、ちょっと踏み込んだ話をすると、
今回、自分でも「あ、意外とココはパッキリと線を引くんだ」と思ったことがあって……、
今回の件でセトちゃんの方から「ゆっくりお話がしたいので、どこかで呑みに行けませんか?」という
打診があったのですが、それはお断りしたんです。
 
そこにネガティブな感情は本当に1ミリもなくて、ただ、今、映画やミュージカルやアレやコレやで、
本当に大変な中、頑張ってくれているCHIMNEY TOWNの若手スタッフがいて、
「どうせ呑みに行くなら、自分の時間は、今、頑張ってくれているその子達に使ってあげたいな」
と思ったからです。