>>248続き)
 
でも、まぁ、イベントを作る苦労(予算の苦労)を僕はよくよく知っておりますので、
そこは「どうぞどうぞ」してたんです。「グッズも好きに作ってください」と。
 
だけど、蓋を開けてみたら、多くのカンパニーはグッズを開発して販売した経験が無いんです。
もっといえば、『プペルグッズ』で特に何が売れるかも分かっていない。
その状態でグッズを開発&販売するもんですから、開発コストはかかるは、在庫リスクはあるは、
で、実際のところ「グッズ販売」が、そこまでイベントの利益に貢献していないんです。
 
これはセンス云々の話じゃなくて、僕らの会社も、『えんとつ町のプペル』のグッズを開発&販売し始めた時は、
たくさんハズしましたし、時にはバカみたいに在庫を抱えたことがありました。
その繰り返しで、「なるほど。これは売れるのか」とか
「お客さんが『欲しい!欲しい!』と言っているから作ったのに、全然売れないじゃないか」
みたいなインプットを続けて、徐々にグッズの精度を上げて、今があります。
ちなみに今も時々ハズします。
 
そんな中、『えんとつ町のプペル』のグッズを初めて開発して、初めて販売する主催者さんが、
初回からホームランを打てるわけがなくて、ここは、もう少し考えた方が良いなぁと思いました。
 
■IPを借りられる主催者さんの安全を真剣に考えて考えて出した結論
 
というわけで、マジで昨日のサロン記事を読んでいただきたいのですが、
一部だけかいつまんでお話しさせていただくと、たとえばバレエ『えんとつ町のプペル』を来年やる時は、

「グッズの自由を無くして(パンフレットぐらいはOK)、基本的にはCHIMNEY TOWNがすでに開発し、
 在庫として持っているオリジナルグッズを8掛けで卸して、そして劇場ロビーで販売して、
 売れ残ったらCHIMNEY TOWNに返す」

という契約を結んだ方が良いなぁと思いました。
そうすれば「開発コスト」も「在庫リスク」も潰すことができて、プラスしかないから。
#マイナスは絶対にない