>>666続き)

そんなこんなで、第二回リーディング公演があったわけですが、結果は大成功。
押し出していく部分や、カット(変更)すべき部分が全て分かって、昨夜ひらかれたクリエイティブチームの
飲み会でも、「あそこは、こうした方がいいよねー」「あそこは、カットしようぜー!」という話が加速しました。

前回のリーディング公演では、「脚本の魔改造」の件を含めて、ご心配をおかけしましたが、
今回は凄く凄く凄く良かった(とても実りのある時間になった)ことを御報告いたします。

■ここからの動き

クリエイティブチームの、ここからの動きとしては、まずは僕が、今回のリーディング公演で
皆からいただいたフィードバックを踏まえて、脚本を書き直します。

たとえば。。

映画『えんとつ町のプペル』でも、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の東京公演でも、
ルビッチの一人語り(回想)から始まりましたが、ニューヨークでの反応を見る限り、
『スコップ』を今よりも、もっともっとサーカスのピエロ(クラウン)の立ち位置に持っていって、
物語の登場人物達とお客さんの橋渡し役をさせた方が良さそう。

つまり、ブロードウェイ版のミュージカル『えんとつ町のプペル』は、
スコップの一人語りから始めた方が良さそう。
これは現地の空気を見て感じたことです。

あと、東京公演のスコップは酒瓶片手に喋らせてましたが、ニューヨークだと、
「屋外で酒瓶片手に喋るヤツ」は本当にヤバいヤツ(下手すりゃジャンキー)みたいに見られてしまうので、
そこはカットした方が良さそう。

このあたりは、国(文化)によって違ってくるところなので、キチンとチューニングしていきたいと思います。