>>721続き)
 
そこでイジツさんがイクマさんにした説教の詳しい内容に関しては、お二人のことなので、
ここでは差し控えさせていただきますが、ものすごーくザックリ言うと、
「もっともっと、リーダーを託せる人になってください」ということでした。
 
「今回は、俺もヒロカズ(※美術の佐藤さん)も、西野亮廣の懐刀として来ているんだから、
その覚悟でリーダーをやってください」と。
#結構喋っちゃった
 
それを背負わなきゃいけないイクマさんのプレッシャーも大変なものだと思いつつも、
ここでイジツさんが言われたことには共感しかありません。 
そして、この「共感」は、数年前の僕には分からなかったかも。。
 
芸歴を重ねて、結果を出し続けると、当たり前ですが「自分の名前」がブランドになるんですね。 
たとえば、今回のミュージカルだと「照明演出のイジツさん」や「美術の佐藤さん」や「振り付けの加藤さん」や
「衣装の前田さん」や「パーカッションのYakoさん」などなど。 
自分で言うのもアレですが、たぶん、「西野亮廣」も、そこに名を連ねていると思います。
 
そして、リーダー(今回の場合だと演出家やプロデューサー)というのは、
彼らが築き上げてきたブランド(名前やスキル)を借りる立場にあります。 
嫌な言い方をすると「横取りする」立場にあります。
 
たとえば、キングコングの武道館公演や『サーカス』の武道館公演のオープニング演出はイジツさんの仕事なのに、
世間からは「西野さん、凄い」と言われたりします。
明らかに僕はイジツさんの手柄を横取りしちゃっています。