>>256続き
 
ちなみに、日本の朝7時はニューヨークの夕方6時なので、日本の皆さんが寝ている時間が、
ニューヨークの働き時なんです。 
日本時間の朝4時とか5時にミーティングが入っていたりするんです。
 
ニューヨークで「今日の17時までに契約を結ばないと、この話はナシ」みたいな場面がリアルにあって、
「いや、日本時間の朝6時。皆、寝てまーす(涙)」という八方塞がりです。
 
これは本当に今の時代なかなか言えないんですけとも、クリエイティブの現場では、
「予定時間をオーバーしようとも、ここまでやりきった方がラクだ」と、ほぼ全員が思っている場面があるのですが、
労働基準法をキッチリ守ると、それが叶いません。
 
それを突破するには、「役員になる」か、「別の会社の人になって『業務委託』という形をとる」ぐらい。
 
吉本興業に所属していた時に一番難しかったのがココで、
担当マネージャーに対して「吉本の役員になってくれない?」とは言えないし、
「吉本を抜けて、吉本と業務委託契約を結んでくれない?」とも言えないので、
結構、クリエイティブよりの活動に制限がかかっていたんです。
 
■CHIMNEY TOWNインターン生から『業務委託』がかなりいい
 
そんな中、CHIMNEY TOWNで僕の下でクリエイティブの現場に入っていたタケダというインターン生が、
この春から、西野亮廣にベタ付きのAD的な立ち位置で『業務委託』になったんです。
 
CHIMNEY TOWNでインターン生から社員にならずに『業務委託』になったのは今回が初めてなのですが、
これが、今のところ結構(というか、かなり)いいんです。
時間の制限を取っ払えるので、クリエイティブにブレーキがかからないし、
ゴールデンウィーク中も次のプロジェクトの準備をグイグイと進められています。