>>873続き

VIP席の値段の内訳って、ほとんどが「応援」だと思っていて(「機能」だけではあの値段にならない)、
なので「応援される人」でいること(応援される立ち振舞い)がとても大切です。

西野もよく「VIP席」を作っていますが(応援代をいただいていますが)、
お客さんの満足度に繋がらない(主催者やプロデューサーのエゴでしかない)ことに使う予算は
「10円単位」で徹底的に削ります。
無駄な予算を10円単位で徹底的に削って、それで数億円のエンターテイメントを作るから、
どうにかこうにか応援していただいています。

そういえば、先日、インターン生のタケダが、「お客さんの満足度に繋がらない予算」を使おうとしていたので、
「予算感覚を正しく身に付けろ」と叱りました。
#サロン記事で流れ弾をくらうタケダP

理由はシンプルで、「そんなことをしていたら(そんな姿をお客さんに見せたら)、
お金を集められない(お金を託されない)プロデューサーになるから」です。
#VIP商品を買ってくださる富裕層や経営者はそこを徹底的に見抜きます

まずは「自分のリテラシーをあげること」が大事です。

■そして、「お客さんのリテラシー」も上げないと、ほぼ商売を続けられない
 
一般席の値段を下げる為にVIP席を用意したところで、自分が相手にしているマーケットが
「VIP席の意味(役割)」を理解していなかったら、「銭ゲバだぁー」と炎上して終わりです。
お金に関しては絶望的な知識で運転している日本人相手だと、とくに。

というわけで、甚だ面倒ではありますが、「何の為にVIP席(VIP商品)があるのか?」を、
お客さんに何度も何度も何度も説明しなければなりません。
お客さんのリテラシーを上げないと、VIP席(VIP商品)は出せないのです。