>>202続き

作品や商品の「強度」を生み出すポイントは以下の3つです。
#若手はメモっとけよ

①下準備
②作る
③届ける

これまで、たくさんのクリエイターさんを見てきましたが、
ほとんどのクリエイターは②しかやっていなくて
(②と向き合うことを「クリエイティブ」と呼んでいて)、
世間的に『一流』と呼ばれている人は①と②を(丁寧に!)やって、
③は外注しているイメージ。

①②③をやっている人は、日本でもアメリカでも、ほとんど存在しません。
が、“届け続けないと”、そもそも次の世代の子達には知られないわけで、
つまるところ、③をやらないことには、①も②も無かったことにされてしまう。

そんなこんなで、表の発信(ビジネス書やSNS)では③の話を重点的にやるのですが、
ここ(サロン)では①の話をしたいと思います。
やっぱり「下準備」はメチャクチャ大事なので!
 
■鬼の下準備
 
表に出ない部分なので、世間的には、まったく知られていませんが、
現在制作中の『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』や、
コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』は、①下準備に平気で1年~2年かけているんです。

徹底的にリサーチをして、大量の資料を集めて、皆でその街の歴史や風土を理解して、
キャラクターをトコトンまで掘り下げる。